習い事をすぐやめる子供の将来は不安って本当?お悩み解決法をご紹介!

子育て

あなたはお子様を習い事に通わせていらっしゃいますか?

習い事を通して子供が頑張る姿を見ることができるのは、親にとって幸せな時間ですよね。

ですが習い事は楽しいことばかりではありません。

せっかく始めてもすぐにやめることを繰り返してしまったり、興味を失ってしまうことも。

「いますぐやめたい!!もうやめる!!」と言うお子様を何とかなだめて、無理矢理連れて行ったり練習をさせたり…。

これでは通っている本人もあなたも疲れてしまいますよね。

「この習い事、本当に通わせる意味あるのかしら…」なんて悩んでいたりしませんか?

この記事では、そんな習い事をすぐやめる(長く続かない)子供について、どのように受け止めて対処したらいいかについてご紹介していきます。

きっと、あなたとお子様のお悩みが軽くなりますよ!!

習い事をすぐにやめる子供の将来は本当に心配?

お子様を習い事に通わされているご家庭、本当に多いですよね。

学習塾や英語などの学習系、そろばんや習字などの教養系、ピアノやバイオリンなどの楽器系に、ダンスやバレエなどの芸術系、サッカーや野球などの運動系…。

また最近は、小さいうちからパソコンやプログラミングなどを教えてくれる教室も増えてきましたね。

一つの分野にガッツリ取り組まれるお子様もいれば、色々な分野に挑戦するお子様もいて、目標に向かって努力を重ねる姿は本当に頼もしいですね。

一方でよく聞くのが、「習い事をすぐにやめる子供は、我慢できなかったり、すぐにあきらめたりする大人に成長するのでは?」という議論です。

この議論、一見「確かにそうかも…」と思ってしまいますが、本当にそうなのでしょうか?

習い事をすぐにやめる子供は忍耐力が育たない説はウソ!

始めた習い事をすぐにやめるうちの子…。

このままだと、嫌なことがあると我慢できずにすぐ逃げてしまうような根気のない大人になってしまうって聞くけれど…

こんな話を聞いてしまうと、「うちの子もなかなか続かないけど大丈夫かな…」と、つい不安になってしまいますよね。

確かに、お子様の性格や個性によっては、嫌なことに対してすぐ投げ出したり逃げ出したりを繰り返すようなことがあっても不思議ではありません。

ですが、子供時代の習い事だけで将来の忍耐力や我慢強さ、継続する意欲がはたして形成されるのでしょうか?

実際にいろんな経験をして大人になったあなたであれば、その答えは「No」だとわかりますよね。

子供の価値観や考え方は、家庭や学校・社会との関わりでゆっくりと形成されていきます。

その環境の中で様々な人との出会いや別れ、喜怒哀楽の感情を経験し、それらを通じて「自分はどのように行動するべきか」を学んでいきます。

その中で、「我慢すること」や「継続すること」で得られるものがあることもだんだん理解していきますよね。

(例えば、「今食べたいお菓子を数回買うのを我慢してお小遣いをためておけば、あとで少し高い値段のおもちゃを買うことができる♪」など)

ですから、「習い事をすぐやめた」という子供の頃の経験があるからといって、「忍耐力や根気のない大人になってしまうかも…」と心配する必要はありませんよ。

習い事を何度も変えるとやめグセがつく??

イヤなことがあったり合わなかったりで、何度も習い事を始めてすぐにやめて…。

そんなことを繰り返していたら、やめグセが付いてしまうんじゃないの?

お子様が習い事をやめる事について、こんな風に心配になることもありますよね。

ところで、『やめグセ』とは一体何なのでしょうか?なんでもかんでもすぐにやめてしまうことを指すのでしょうか??

例えば、お子様が遊んでいる時に興味を失ったりイヤになったりして、その遊びをすぐにやめてしまうという行動はあるかもしれません。

しかし、お子様自身が大好きなことや楽しいと思う遊びは、すぐにやめるということはあまり見られないですよね。

(むしろ、「まだやるの?そんなに楽しいの?」って親が思ってしまうほどに没頭してやり続けることもありますね)

この事を習い事に当てはめてみたとしても、同じことが言えるのではないでしょうか?

仮にお子様が自分から「やってみたい!」と思った習い事でも、いざ始めてみたらそれほど興味が持てなかったり楽しくなかったり…なんてことは珍しくないですよね。

ましてや、その習い事が周りの人から「やりなさい」と指示されたものであれば…よほどお子様が習い事に「楽しい!」という気持ちを持てない限り、継続は難しいでしょう。

興味が持てず、楽しくないから「やめたい」と思うことを『やめグセ』として一言でまとめて表現してしまうのは、少し乱暴な気がしませんか?

あなたのお子様がどんな習い事に興味を持ち、才能を発揮するのか、それはいろんな習い事に出会って経験してはじめてわかるものだと思います。

もしもお子様が自分にピッタリと当てはまる習い事に出会えた時には、お気に入りのおもちゃや遊びに出会った時のように目を輝かせて楽しそうに続けられるはずです。

つまり、お子様にピッタリの習い事に出会うまでの過程が、「やめグセ」が付いてしまったかのように見えてしまうだけ…とも考えられるのです。

お子様に本当にやりたいことが見つかったその時に、一見「やめグセ」のように見えるものはあっという間に消えてしまうでしょう。

習い事にすぐに飽きる我が子…これってダメなこと??

いろんな習い事を始めてみても、すぐに飽きるお子様もいますよね。

自分でやると決めた習い事なのに、すぐに飽きてしまうウチの子ってダメな子なのかしら…

こちらも一見すると「我慢ができない」「根気がない」なんて思ってしまいがちですが、実際は全く違うのです。

習い事に飽きる(続かない)のは、子供特有の好奇心の高さによるものなのです。

子供はもともと好奇心が旺盛で、目に映る様々なものごとに興味関心を持ちます。

また、お友達との会話やテレビ・インターネットなどの情報からも新しい刺激をどんどん受けることで、親の想像以上のスピードで興味関心の対象もうつり変わっていきます。

(「この子成長が速いわぁ…」と感じるお子様ほど、その傾向が強いそうですよ)

習い事にすぐに飽きるということは、好奇心旺盛な子供がいろんなものに興味を持つことができているという、まさに順調に成長している証拠ともいえるのです。

もしあなたのお子様が今の習い事とは別の事に興味を示している様子が見えたら、「うちの子ちゃんと成長してるな♪」とポジティブに考えてみてはいかがでしょうか?

もちろん、お金を出してサポートもして…という親からするとちょっぴり複雑な気持ちもありますが、お子様の新たな興味も出来るだけ応援してあげたいものですね。

習い事をすぐにやめたがる子供に親はどう動くべき?

すぐに習い事をやめたり飽きてしまったりするお子様のことを不安に感じる必要はない、ということはお伝えいたしました。

ですが、いざお子様から「やめたいんだけど…」と言われてしまうと、「え⁉」って思ってしまいますよね。

この項では、そんな「え⁉」の時に、あなたがどのように行動したらいいのかについてご紹介いたしますね。

初めは子供の気持ちを受け止めるところから

もしも実際にあなたのお子様が「習い事をやめたい…」と訴えてきた時、あなたはまず初めの行動としてどのように動くのがいいのでしょうか。

答えは「子供の話をしっかり聞いて、子供の本当の気持ちに寄り添って考える」です。

習い事に対して抱えている不安や不満、子供自身が本当はどうしたいと思っているのかなどに耳を傾け、習い事をやめるのか続けるのかをきちんと話し合うことが大切です。

そうすることで、たとえその場で問題の解決ができなくても「自分の気持ちを受け止めてもらえた」と子供は安心できますし、問題解決へ一歩前進することができます。

一番重要なのは、習い事に通う本人である子供の気持ちを大切にすること、そして親がそう思っていることを子供にわかるように伝えてあげることではないでしょうか。

ですが、通わせている親の立場からすると、「あなたの気持ちは理解できたから、すぐにやめていいよ」とはなかなか言えないですよね。わかります!!

「まぁまぁ、もうちょっとだけ頑張ってみようよ」と継続をすすめたり、「○○できるようになったら欲しがっていた△△あげるからね」とご褒美作戦を決行してみたり。

場合によっては「目標達成する前に途中で投げ出すなんて!!」と感情的に責めてしまうこともあるかもしれませんね。

しかしこれでは、お子様の本当の気持ちを抑えつけたまま、ただ親の命令に従わせているだけになってしまいます。

たとえイヤイヤ習い事を続けたとしても、お子様が「頑張ろう」と自ら思えていないので、習い事が我慢を強いられるだけの嫌な場所になってしまうこともありえます。

ですから、親の一方的な主張だけで習い事を継続させるのはやめておく方がいいでしょう。

「やめたい」を穏やかに受け入れられる4つの考え方

では、あなたのお子様が「習い事やめたい…」と訴えてきた時に、その気持ちを穏やかに受け入れるために、あなたはどのように考えたらいいのでしょうか。

あなたの不安や戸惑いを取り除く助けとなる考え方を、4つご紹介しますね。

≪その1≫ 短期間の学びでも経験の一つとしてとらえる

習い事って、長期間続けて初めて身につくものだよね。

少し習ったぐらいじゃ、意味はないんじゃないの?

習い事について、あなたはこんな風に考えていたりしませんか?

ところが実際は、子供は一度習っただけでもちゃんと自分自身の中に経験が蓄積されていくんです。

「プレゴールデンエイジ」「ゴールデンエイジ」という言葉をお聞きになったことはありませんか?

プレゴールデンエイジ     5~8歳頃体の神経回路の発達がもっとも進んでいる時期で、この時期の運動経験がゴールデンエイジでの運動能力(身に付き方)を大きく左右すると言われている。
なるべく多くの種類の運動に触れて体の様々な感覚を養うことが重要。
ゴールデンエイジ9~12歳頃急速に神経回路が発達し、運動能力や身体能力が向上する時期。この時期に習得した技術は、学びをやめて10年以上経過した後でも体が覚えていて再現可能。

この時期にある子供たちは、様々なことを吸収・習得するスピードがとても速いそうです。

ですから、たとえ2~3回程度習っただけのことでも、子供の頃に一度覚えたことは大人になってからも体や脳がしっかり記憶してくれているのです。

(小さい頃に自転車に乗ることを覚えると、その後しばらく乗らなくてもスムーズに乗ることができますよね。俗に言う「体が覚えてた!」というアレです♪)

つまり短期間の習い事であっても、その経験値はちゃんとあなたのお子様の成長の種となっているのです。

また、「前にちょっとやったことがある」という経験自体が、お子様の自信の土台となったりもするのです。

例えば音楽の時間に「ピアニカを演奏しましょう」という課題が出た時に、それ以前に鍵盤を触った経験があるのかないのかで授業に臨む際の安心感は大きく違ってきますよね。

たとえ少ない経験であっても、その経験があることで自信をもって行動することができるようになるのです

≪その2≫ 基礎さえしっかり習っていれば大きな力となる

習い事の基礎の部分を抑えておけば、その習い事のジャンルに関連する物事に対して応用していくことができます。

例として、楽器系の習い事(ピアノなど)は、初回からいきなり曲の演奏を始めたりはしません

まずは楽譜の読み方や指の運び方・使い方、正しい姿勢など基礎的なことを始めの数回で習います。

ゴールデンエイジにこの基礎をしっかりと身に着けることができたなら、楽器の演奏そのものはできるようになりますし、その技術は大人になっても身についたままです。

(やり方を忘れてしまうと、思い出すために多少の練習は必要になりますが…)

仮に途中で習い事をやめることになったとしても、基礎さえ身につけておけば、お子様が「またやりたいな」と思った時にスムーズにスタートすることができるのです。

更に、学校で音楽の科目を受ける際、あらかじめ楽器を演奏できる技術やリズムをとる感覚などがあると授業の理解力も大きく向上し、お子様が楽しく授業に参加できますよね。

このように習い事は基礎を抑えておくだけでも、後々に力を発揮できるようになったりするのです。

≪その3≫ 様々な経験がその後の子供の能力向上に役立つ

先ほどの「プレゴールデンエイジ」にもう一度注目してみましょう。

  • この時期の運動経験がゴールデンエイジでの運動能力(身に付き方)を大きく左右すると言われている
  • なるべく多くの種類の運動に触れて体の様々な感覚を養うことが重要

この部分です!!ひとつの事のみを長く続けることも良いことなのですが、この時期のお子様には様々な種類の経験をさせてあげることも、とてもとても大事なのです。

いろんな習い事を通して得たたくさんの経験は、後々のあなたのお子様の「学んだことを習得し、実行できる力」を大きく向上させてくれるのです!!

≪その4≫ 無理な継続は子供にも家庭にも大きな負担になる

あたりまえのことですが、「いやだな」「やりたくないな」という気持ちを持ったままどれだけ練習を繰り返しても、なかなか期待した効果は出にくいですよね。

パパやママにとっても、効果が出ない習い事を続けさせることは金銭的に無駄な出費となりかねませんし、送迎する時間も大きな負担ですよね。

もしも「今は頑張れない時期かな…」と判断した時には、習い事をやめる(または休みの期間をつくる)ことで、家族みんなの負担を減らすことができるのです。

習い事の合う合わないは始めてみないとわからない

あなたとあなたのお子様は、習い事を始めるときにどうやって決めましたか?

大抵は次のうちのどれかがきっかけとなっているのではないでしょうか?

  • お子様がやってみたいと思った
  • あなたがやってほしいと思った
  • ご家族の誰かがやっている(やっていた)ものを見ていて、なんとなく始めた

ですがせっかく習い事を始めても、その習い事が本当にお子様にあっているのかどうかは、実際にやってみるまで分かりませんよね。

始めてみたら「思っていたより楽しくないな」「難しすぎて続けるのが大変だな…」と気がつき、すぐにやめたくなったり他の事に興味が向いたりすることだってあります。

記事の冒頭にも軽く触れましたが、習い事の種類はたくさんあるので、その中からお子様に「これだ!」と思えるようなピッタリのものを見つけることの方が難しそうですよね。

そう考えてみると、習い事をすぐやめるということは、それほどおかしいことでも特別なことでもないように思うのです。

お子様が「楽しい♪」「続けたい!!」「もっと頑張りたい…!」と思えるピッタリな習い事に出会えるまでに、いくつかの習い事を経験させてあげることもアリなのではないでしょうか。

習い事をやめたいと思う原因とすぐにできる対処法

子供が習い事をやめたいと言ってきた時、子供の気持ちが100%やめたい気持ちでいっぱいとは限らないですよね。

続けたい気持ちとやめたい気持ちが混ざっていたり、ただ通うのが面倒になっているだけだったり、習い事そのものは好きだけど行きたくない理由があったり…。

「今すぐにでもやめてしまいたい」と程度が重い場合もあれば「なんとなく行きたくなくて~」とあいまいな感じの場合もあり、子供が抱える悩みの状況や大きさはいろいろです。

子供が「習い事やめたいな…」と思う時、そこには次の2つのパターンの原因が考えられます。

  • 子供自身が悩み事に対して悩みや不安を抱えている(子供の内面的な原因)
  • 習い事の環境に対して不安や不満を感じている(子供の外面的な原因)

もしも「習い事を続けたい気持ち」と「やめたい気持ち」の間で揺れ動いている状態なのであれば、その原因への対処や環境を変えることで、再び前向きになれるかもしれません。

では、揺れ動いている子供に対して、あなたがすぐに対応してあげられる対処方法にはどんなものがあるのでしょうか。

それぞれのパターンに対する対処方法について考えてみましょう。

子供自身が悩みや不安を抱える原因と対処法

この場合は、大まかに次の5つのような原因が挙げられます。

  1. 習い事の成果が出ない(感じられない)
  2. 習い事が自分に合わない(難しい)と感じている
  3. 習い事の練習や復習を面倒に(つらく)感じている
  4. 習い事をするよりも遊びたい気持ちが強い
  5. 習い事そのものに興味がない(つまらない)など

≪原因が1や2の場合≫
まずは達成したい大きな目標(成果)を決めたら、それを達成するために必要な小さな目標を作ることをおすすめします。

成果とは「学校の成績が上がった」「〇級から◇級に上がった」「入賞した」などの目に見える結果の事です。

努力を重ねても思ったような成果が出せない(または感じられない)状態が続いたり、習い事に違和感や難しさを感じたままでいると、子供のストレスはどんどん大きくなります。

そのストレスから習い事に通うことに苦痛を感じるようになり、「続けたい」「頑張りたい」という気持ちをどんどん子供たちから奪っていくのです。

そうならないためには、子供が「できた!」を感じやすくできる様に、小さな目標一つ一つを達成しやすいレベルに設定してあげることが重要です。

(1mの階段を一気に登るのは大変ですが、1段10cmの階段を10段登るのはそれほど大変ではないですよね。そんなイメージです)

例えば、クロールで50メートル泳げるようになることだけを目標に掲げた場合、達成感を感じるには子供は50メートルを泳ぎ切らないといけません。

ですが、『まずはバタ足で進めるように』『スムーズな動作ができるように』『息継ぎができるように』などと細かく目標を区切ると、「できた!!」を感じやすくなるのです。

小さな成功体験や達成感を積み重ねていくことで大きな目標に確実に近づいていくようにすれば、お子様なりの成果を感じられるようになり、苦手意識も減っていくでしょう。

≪原因が3の場合≫
お子様のスケジュールを一度見直して、詰め込みすぎていないかどうか一緒に考えてみるといいでしょう。

この時の子供は、習い事の練習や復習に対して強い苦痛を感じている状態にあります。

特に小学校へ進学したり学年が上に上がったりすると、宿題が出るようになったりその量や難易度も上がり、時間的にも心理的にも余裕がなくなっていくこともあります。

そのため、習い事のための練習や復習と学校から出される課題を両立させることが大変に感じられるようになり、習い事をやめたいと思ってしまうのです。

そうならないように、お子様が日々こなしている習い事が本当に必要なのかどうかをしっかりと判断しましょう。

それらを「やらなくてはならないこと」と「できたらやりたいこと」「やらなくてもいいこと」に分けて、優先順位の高いほうを中心にスケジュールに組み込むようにします。

この時、余暇(空き時間)を作ることも忘れないようにしましょう。

「やらなくてはならないこと」の時間が押してしまった時やトラブルなどの際に、時間の調整が可能になりますし、なにより心にゆとりを持つことができますよね。コレ大事です!!

「できたらやりたいこと」の方は余暇や移動時間などに無理なく行うようにしていけば、さらにお子様の負担をおさえられます。(あくまでも、「無理なく」でいきましょう~)

≪原因が4や5の場合≫
この場合はいさぎよくやめてしまうのが最善かと思われます。

お子様自身が習い事に対する興味も意欲もなくなっている状態で続けても、お子様の負担が大きくなるばかりですよね。

その時間や費用を、お子様が興味を持てる習い事や家族そろって楽しめる時間に使う方が、より有意義ではないでしょうか。

環境に不安や不満を感じる原因と対処法

一方で、環境に不安や不満を感じるのは次のような3つの原因があると考えられます。

  1. 習い事で他の友人との関係がうまくいっていない
  2. 先生が怖くて苦手意識がある
  3. 先生と相性があわない

≪原因が1の場合≫
もしもお子様に「習い事そのものは続けたい」という意欲があるのであれば、通う曜日や時間帯を変えてみるという対処があります。

習い事に仲のいい友達同士で入会したり、習い事先で友達ができたりしますよね。

その関係が良好なうちは、お互いに切磋琢磨しあったり励ましあったりと、習い事に対する意欲の向上にも一役買ってくれます。

しかしその関係が何かの理由でいったん崩れてしまったり、気が合わない子や意地悪を仕掛けるような子がいたりすると、習い事に通うのがつらくなりますよね。

そうなった場合は、一旦その人間関係から離れることがいいと思われます。

環境が改善されれば、お子様も前向きに頑張る意欲が戻るかもしれませんよね。

その方法が難しい場合や「もうやめたい…」と心が傾いている場合は、すぐにやめることも検討したほうがいいでしょう。

または同じジャンルを教えてくれる別の教室へ通いなおすという方法ありますので、あわせてご検討してみてはいかがでしょうか。

≪原因が2や3の場合≫
可能であれば、まずは先生に指導方法の変更をお願いしてみましょう。

過度に厳しい指導をする先生がいるような習い事では、子供が先生と顔を合わせることに恐怖心を抱いてしまい通えなくなることがあります。

また、自身の指導スタイルを貫き通して子供の個性に合わせない指導を行う先生が担当するような習い事も、子供がストレスをため込んでしまいますよね。

(例えば、褒められてやる気を出すタイプの子供に対してダメ出しばかりの先生や、ゆっくり丁寧に進めてほしい子供に対してどんどん急かしてくる先生など…)

子供が習い事を続けられなくなる前に、先生に相談して子供の様子に合わせた指導方法に変えていただけないかを相談しましょう。

もしそれが難しいようであれば、先生を替えてもらったり、もしくは先ほどのケースと同様に通う曜日や時間帯(別の先生の担当時間帯)への変更を考えましょう。

それでも環境の改善が難しそうであれば、別の教室に移ることも考えてみてくださいね。

習い事をすぐにやめさせるのは大丈夫?やめ方とは?

初めの項で、お子様の「習い事をやめたい」という気持ちは受け入れてもOKというお話をしました。

では、お子様の言うがままに習い事を始め、それをすぐやめさせることを繰り返していけば良いのかというと、そうではありませんよね。

では、どのような段階を経てやめさせるのがいいのでしょうか?

この項では、やめると判断した場合の対処法についてご紹介させていただきます。

まずは子供のホンネと状況を知ることから

先ほどもご説明しましたが、まず初めにお子様の話を聞いて、習い事に対する思いをしっかり受け止めたうえで、どう対処するといいのかを判断していきましょう。

前提として、お子様が「やめたい」と口に出した時には、「どうしてなの⁉」と感情的に問い詰めたりしないで、冷静にお子様の気持ちを聞くようにしてあげてくださいね。

お子様の気持ちがやめる方に固まっているな、と判断された場合は、以下の事をご参考にしてみてくださいね。

今の習い事をどのようにやめるのかについて話し合う

習い事をやめることが決まったら、次はどのようにやめるのかについお子様としっかりと話し合っておきましょう。具体的には次の2点について決めましょう。

  1. いつやめるのか
  2. どのように伝えるのか

1についての場合≫
「今すぐにやめる」「〇か月だけ頑張ってからやめる(学年の終わりまでは続ける)」「○○を達成したらやめる」などを決めましょう。

やめるまでの目標を親子で確認しておくということですね。

親子でやめるまでの目標を決めることで、親と子双方の気持ちの整理の時間ができますし、お子様が「やりとげた!!」という達成感を感じてやめられるという効果もありますよ。

(気持ちの整理や達成感を味わうことで、もしかしたら「もう少し続けたいかも…」という心境の変化が起こることもあるかもしれませんね)

≪2についての場合≫
自分自身の口で「やめたいです」と習い事の先生に伝えるよう、お子様に提案しましょう。(お子様ができそうであれば、で大丈夫です)

「やめる」と実際に自分の言葉で指導者に伝える経験をすることで、この先「”やめる”という選択肢を選ぶこと」についてお子様なりに考えるきっかけとなるのではないでしょうか。

全てを親任せにするのではなくお子様自身も行動することで、「何かを選ぶ時には責任も一緒についてまわる」ということを少しずつでも学んでもらえるかもしれませんね。

お子様にとって無理のない範囲ですすめてみてはいかがでしょうか。

今後の習い事についても子供と話し合っておく

今の習い事をやめた後で、お子様が次にほかの習い事を始めたいと思うことだってありますよね。

ですからその前に、「次の習い事を始めたいと思った時のルール」についてもあらかじめ話し合っておくのが良いでしょう。

  • 次の習い事は長く続ける努力をする(目標達成まで続ける)
  • 次の習い事をやめたら、新しい習い事はやらない(もしくはしばらくの間やらない)
  • 次の習い事にかかる費用は自分の貯金やおこづかいからも負担する など

(もちろんルールの内容はそれぞれのご家庭に応じたものでいいと思います)

ルールを決める理由は、習い事を始めるのも続けるのも様々な準備や周りのサポートが必要であり、それらは決して小さいものではないからです。

習い事を見学に行く時間、習い事に必要な道具や衣装などの購入、毎月の月謝、そしてあなたがお子様を送り迎えする時間などなど。

ご家庭や場合によっては、これらが大きな負担となることもありますよね。

(だからこそ、親の立場としては一度始めた習い事は続けてもらいたいし、ある程度の成果や結果をつい期待してしまう側面もあったり…私もちょっと反省なのです…)

これは私個人の意見ですが、準備やサポートが必要であることや、その負担の大きさなどをお子様も知っておく方がいいのではないかと考えます。

どの程度伝えるかはお子様の年齢やご家庭の状況にもよると思いますが、知ることによって、お金をどのように使うのがいいのか学びや話し合いのきっかけともなりえます。

そうすることでお子様も、むやみやたらに習い事を始めたりすぐにやめたりの繰り返しはしないようになるのではないでしょうか。

習い事に通うのは何のため?を改めて考える

そもそも、子供を習い事に通わせるのって何のためなのでしょうか。

学校での学力向上のため?得意分野を伸ばすため??苦手克服のため???子供の将来のため????

確かにそれらはもちろんとても大切なことですよね。お子様の未来を思っての事、とてもよくわかります。

ですが、習い事の目的=「何かの成果を残すこと」だけではないと思うのです。

習い事を通してお子様自身が「できた!!」「やり遂げた!!」「できなかったけど楽しい♪」と実感すること、いろんな成功と失敗を経験してもらうことも大切ではないでしょうか。

成功体験はお子様の自信や自己肯定感を育ててくれますし、失敗の経験も「次からはこうやってみよう」という創意工夫につながっていきます。

一方で、私たち大人は習い事についつい成果や結果が出ることを求めてしまいがちです。

そして同時に、習い事を長く継続することを良しと考えてしまいがちです。

ですが、本当に目を向けるべき点は、習い事に対して「子供が努力を重ね、取り組んでいること」そのものだと思うのです。

大人が子供の頑張りをちゃんと認めていることが子供に伝わった時、子供は「私(僕)をちゃんと見てくれている」と感じることができます。

その結果、子供自身が「もっとやれそう」と自然に前向きな気持ちになり、「習い事をやめたい」ではなく「もう少し頑張ってみよう」と思えるようになるのではないでしょうか。

まとめ

  • 子供が習い事をすぐにやめたがっても心配は不要
  • いろんな習い事の経験は子供の成長にプラスになる
  • 習い事の「やめグセ」は親目線から「そのように見える」だけのもの
  • すぐやめても失敗してもその体験は子供にとって貴重な経験となり次に活かせる
  • 子供が習い事にすぐ飽きるのは健全な成長のあかし
  • 習い事をやめる決断の前にまずは子供の話を聞くのが大事
  • 子供の習い事についての悩みには寄り添いの姿勢で対処を
  • 習い事をやめるにはやめ方も重要

お子様が習い事をすぐやめることにどう対処するかについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

一つの習い事を長く頑張ることも、いろんな習い事をたくさん経験することも、失敗も成功も、全部が子供の人生の財産となることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

この記事を読んで下さったあなたも、子供時代には習い事に通ってうまくいったりつまずいたりを繰り返し、そこから多くを学んだ経験をお持ちかと思います。

きっとあなたのお子様も、続けた経験・やめた経験を通して、あなたと同じように多くを学んで成長されていくことでしょう。

心配したくなる気持ちを応援する気持ちに切り替えて、ご家族みなさんでお子様の習い事ライフを見守り、楽しんでいただけることを心より願っています。

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