就学相談は保育園のうちがおすすめ!?あなたのお悩みスッキリ解決!!

子育て
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あなたは、小学校入学前に受けられる就学相談についてご存知ですか?

もしお子様が保育園や幼稚園で、「トラブルを起こしやすい」「集団行動が苦手」というような様子がもしあれば、小学校生活が心配になりますよね。

小学校では集団の中で、ルールに沿って活動していくことが多くなってきて、保育園での環境とはかなりの違いがあります。

「小学校でうまくやっていけるかな?」「みんなと一緒の小学校で大丈夫かな?」と少しでも不安がある場合は、保育園や幼稚園の在園期間中に就学相談を受けるのがおすすめです!!

早めに就学相談をしておくメリットは、事前にお子様の様子を知った上で小学校の先生も対応してくれるところです。

就学相談を事前に受けておくことで、お子様もあなたも安心して気持ちよく、小学校生活をスタートできますね♪

就学相談は保育園の年長さんのタイミングがおすすめ!!

「就学相談はいつまでに実施するのがいいの?」と不安に感じているなら、おすすめは保育園の年長さんの時期です!!

ご家庭でのお子様の様子や保育園での活動の様子を聞いて、心配事や悩み事があるままで放っておくと、小学校での生活に支障が出てしまうこともあるからです。

お子様のことで保育園や日常生活で困っていることがあるなら、就学相談で解決しておくことが重要になってきます。

保育園のうちに就学相談を済ましておくことで、あなたもお子様も気持ちにゆとりを持って、小学校へ行く準備ができますよ♪

なぜ保育園年長の時期がおすすめのタイミングなの?

就学相談を年長さんの時期にするのがなぜおすすめかというと、実はしっかりとした理由があります。

年中さんの時に就学相談をする場合もあるようですが、子どもは年中から年長の1年間でかなり成長し、できることが増える場合があります。

そのため、相談した当時と実際入学する頃とでは、子どもの状況が変わっている可能性があり、正確な情報が学校に伝わらないというリスクがあります。

また、公立小学校の先生は移動があり、年中から就学までの2年間で就学先の学級担任が変わってしまう可能性もあるということです。

特に、校長先生が変わってしまうと学校の方針そのものが変わってくる…なんてことも考えられます。

「こう聞いていたけど…入学したら変わっていた」「子どもの成長に伴ってサポートしてほしい内容が変わった」なんてことがないよう、就学相談は年長さんの時期に実施することをおすすめします!!

年長になったら就学相談を検討してみましょう!!

小学校に入学するだけでも、不安や心配はつきものですよね。

「保育園で就学相談を勧められたけど、どうしたらいいの?」「うちの子は保育園で補助の先生がついていたけど、小学校ではどんな対応になるの?」と不安に思っているあなた、ぜひ就学相談を検討してみてください。

我が家の場合は、年中の時に保育園から「集団での活動で落ち着きがなくサポートが必要です」と伝えられていたこともあり、年長で就学相談を受けました。

相談にのってもらった結果、通常級で大丈夫となり、入学後大きなトラブルはなく(ヤンチャな行動はありましたが…)無事卒業することができました。

最初は私も就学相談をすることに抵抗はありましたが、相談の結果、安心して学校に通わせることができました。

就学相談と聞いてマイナスなイメージを持ってしまう場合もあるかもしれませんが、決してそうではありませんよ。

学区の小学校の様子を事前に知りたいと思っても、実際見学の機会はあまりないんです。

学区で決められた小学校で、果たしてあなたのお子様が安心して小学校生活を送れるのか、詳しい情報がないと悩んでしまうのは当然ですよね。

就学相談は、就学先を詳しく説明してくれて、お子様にとっての最善の就学先を家族と話し合い決めていく絶好のチャンスです。

不安なことやお悩みがある場合は、就学相談を受けることをお勧めします。

就学相談ってどんなもの?!流れについて詳しく解説!!

就学相談って何について相談するのか、とても気になりますよね。

就学相談では、あなたのお子さんについてのお悩みや小学校入学に関して不安に感じることについて話し合い、何が悩みになっているのかを確認していきます。

そうしていく中で、お子さんが小学校生活を安心しておくるために最適な就学先を決めていくのが、就学相談における目的となっています。

就学相談とは就学先を決める手助けをしてくれる場所

就学相談とは、お子さんの発達に適した就学先について、保護者と専門家で話し合う場所になります。

お子さんが教育を受けるにあたって、どのような支援が必要なのか、その地域ではどういった就学先が考えられるのか、といったことを互いに情報交換していきます。

就学相談では、教育委員会の心理士や必要があれば医師などの専門家が担当して、お子さんの状況を把握していきます。

子どもの発達検査や行動観察などをしていき、その結果や保護者の情報をもとに就学先を検討していきます。

提案された就学先は強制ではなく、最近では保護者の意向が優先されることが多くなってきています。

就学相談の大まかな話し合いの流れについて

それでは、これから就学相談を受けるときの大まかな流れについて説明していきます。

  1. あなたや保育園の先生がお子様の発育などの心配に気づく
  2. まずは、あなたと保育園とで相談する
  3. 保育園から、もしくは直接教育委員会の就学相談を受けたい旨の連絡をする
  4. 教育委員会と就学相談を行い、就学に向けて知りたいことを質問する(この時点で、心理検査・行動観察・必要であれば医師による診断を受ける)
  5. 就学予定の学校見学に行く
  6. 就学支援(指導)委員会で審議
  7. 最終的に就学先を決める

この流れとは別になりますが、自治体によっては特別支援に関する就学前説明会を開くところもあります。この説明会から、就学相談につながっていくことがありますよ。

説明会に出ていなくても就学相談はいつでもできるので、不安に感じたら保育園か、教育委員会に相談してみましょう。

就学相談を受ければ入学時にメリットが3つある!!

就学相談を受けると、どんなメリットがあると思いますか?

あまり良いイメージを持たれないことがある就学相談は、実は入学する時にメリットがあるんです!!

ぜひ、そのメリットを知ってもらって、不安を抱えているあなたに就学相談を受ける第一歩を踏み出してもらえればと思います。

就学相談の実施で入学前にお子様の情報を共有できる!!

就学相談を受けるメリット3つについてお話ししていきます。

《入学前に就学先の情報が得られる》
就学相談を行うのは、市町村教育委員会が行っており、地域の学校の正確な情報を把握しています。

つまり就学相談を行うことで、あなたは入学前から小学校の詳しい情報を得ることができ、よりお子様に合った就学先を選択することができます。

《スムーズな児童理解》
「児童理解」とは、児童に寄り添い、一人一人の特徴や傾向などを把握して理解することを言います。

就学相談でお子様の学習面や生活面などの情報を伝えておくことで、小学校側は入学前から児童理解がスムーズに行えます。

《偏りのないクラス分け》
新1年生のクラスは、低学年の先生や養護教諭が中心となって相談していき、更に校長先生や教頭先生も加わってクラス分けの最終決定を行っていきます。

この時に、保護者からの情報、保育園からの申し送り、教育委員会からの情報(就学相談での話し合いの結果)が最も重要になってきます。

事前に個別の配慮が必要であることがわかっていると、配慮の必要な子どもがかたよらないようにクラス分けをすることができるようになります。

就学相談で就学先を決定しよう!!4つ選択肢の違いは?

ここまで、就学相談で就学先を決定していくとご紹介してきましたが、就学先とは一体何なのでしょうか。

就学相談では4つの就学先が提示され、「通常級」「通級指導教室(特別支援教室)」「特別支援学級」「特別支援学校」があります。

それぞれの就学先は目的としていることが違うため、就学相談で確認をする必要があります。

ここからは、就学相談で選択する就学先ついて、ひとつずつ確認していきましょう。

就学相談で決定する4つの就学先について詳しく解説

就学相談で就学先を決定するのはわかったけど

就学先ってどんなところがあるの?

就学先とは、「通常学級」「通級指導教室(特別支援教室)」「特別支援学級」「特別支援学校」と4つの選択肢があります。

それぞれの就学先の違いを確認していきましょう。

就学先の選択肢の4つがどんなところなのか説明していきますね。

《通常学級》

多くの子どもたちが通う一般的な教室です。言葉を中心にして進む授業が理解でき、教室移動や着席などの集団行動がスムーズに行える子どもが通う教室になっています。

《通級指導教室(特別支援教室)》

通常の学級に在籍しながら、比較的障害程度が軽い子どもが週に数回個別の指導で移動します。主に通常学級での活動が多くあります。

一部学習や社会生活面で生じている難しさに応じて、個別支援を受けることになります。

《特別支援学級》

障害のある子ども一人ひとりに応じた学習を行うための教室になっています。

通常級での学習指導が難しい生徒を対象に、少人数の小さな学級で授業を行います。

《特別支援学校》

視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱(身体虚弱を含む)を持つ子どもが通う学校です。

生徒の生活上の自立を促すために必要な教育を受けることができます。

※特別支援学級か特別支援学校かの一般的な判断基準とは、日常生活に欠かせない行動(排泄や着替え、食事や意志伝達など)が、子どもが自分自身で、または補助があれば行えるかどうかです。

上で述べた行動ができない場合は、特別支援学校へ行くという判断が多いようです。

まとめ

  • 就学相談は保育園年長のタイミングがおすすめ
  • 就学相談では、お子様の最善の就学先を見つけることが目的
  • 提案された就学先は強制ではなく、保護者の意向も優先される
  • 就学相談をすることで情報を共有することができるというメリットがある
  • 就学先は4つの選択肢「通常学級」「通級指導教室(特別支援教室)」「特別支援学級」「特別支援学校」がある

就学相談についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

保育園から小学校へと大きな一歩を踏み出すお子様にとって、最善の就学先を選択することはとても大きな決断だと思います。

そのひとつの手段として就学相談があり、これを保育園年長で受けることによって、お子様が小学校生活を安心して過ごせる環境を整えることができます。

この記事で、お子様が安心して小学校生活を過ごせるような最善の就学先が見つかりますように♪

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