赤ちゃんのためにdiyしたい!安心して使える塗料の選び方をご紹介!

子育て
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赤ちゃんのお部屋にある棚やゲートなど、色を塗ってdiyできたらいいな♪と思っているあなた!

でも、塗赤ちゃんがいるのに塗料を使っても大丈夫なの?とお悩みのあなた!!

塗料って成分や臭いも気になるし、もし赤ちゃんが舐めてしまった時にどんな悪影響があるのか…など色々と心配ですよね。

そんなあなたに、赤ちゃんがいても安心して使える塗料の選び方から塗り方まで、詳しくご紹介します。

木製品は色を変えたりワックスを塗るなどのdiyだけで、お部屋の印象がぐっと変わり、シミなどの汚れも隠せるので一石二鳥。

もし、譲り受けたおもちゃなどがあれば、質感や色を変えて赤ちゃんのためにイメージチェンジするのももいいですね。

この記事を読んで、赤ちゃんにも安心してつかえる塗料を選び、ぜひdiyを楽しんでみましょう。

赤ちゃんまわりのdiyに使える塗料の特徴と選び方

赤ちゃんにも安心して使える塗料の選び方は、「自然由来の原材料」「有害物質が含まれていないもの」このふたつの特徴をクリアしいるかということです。

成分はメーカーにより異なりますが、今回ご紹介する塗料は赤ちゃんだけでなく大人やペットへの悪影響がある有害物質はほぼ含まれていません。

カラーや特徴もそれぞれあるので、これから一つ一つご紹介します♪

あなたのお好みに合わせた、赤ちゃんにも安心な塗料がきっと見つかるはずですよ。

オスモカラー[ひまわり油など植物油が由来]

引用:OSMO&EDEL

140年の歴史があるドイツのオスモ社でつくられ、ひまわり油など植物油が由来の塗料です。

植物油と植物のワックスがベースで合成樹脂は入っておらず揮発性有機化合物不使用で人体にも優しいのが特徴です。

植物油が木材に浸透することで内側から保護されて、木は呼吸し続けるため手触りや質感が残るので、素材本来の良さを長く楽しめそうですね。

撥水性でシミになりにくく浸透性もあるので、塗りなおしの場合には下地をはがさず上から塗れるのもお手軽でうれしい!

オスモカラーは多くの種類があるので用途に合わせて選びやすく、diyでも多く使われている人気の塗料です。

エコスオーガニックペイント[防腐剤使用]

オーガニックとは、抗菌薬、抗菌剤を含まないペイントで、化学物質過敏症やシックハウス症候群の方でも安心して使えることが特徴です。

しかし抗菌剤や抗菌薬を一切含まないということは、不純物が入ると腐りやすくなるため使用時には注意が必要となります。

エコスオーガニックペイントは美術品や絵画にも害を与えにくく、あのフランスのルーブル美術館やロンドンの大英博物館で使用されているんですよ。

人や動物だけでなく、美術品にもやさしい塗料ですね!

ベンジャミンムーア[カラーの種類が豊富]

有害物質のホルムアルデヒドや、鉛などを含まない人と環境に優しいところが特徴です。

ベンジャミンムーアはペンキ臭さの原因となる有害物質がほとんど含まれていないので、主成分であるアクリルの臭いがわずかにする程度です。

初心者でも飛び散りが少なく乾燥も早く、カラーバリエーションがとても豊富なので色にこだわりたい場合に適しています。

お部屋に合わせて色を選びたいときに、カラーの種類が多くてお好みの色が見つかったらうれしいですよね!

ターナーミルクペイント[ミルク原料使用]

森永乳業のミルク原料からつくられた天然由来の水性塗料で、落ち着いたアンティークな色調が多いことが特徴です。

臭いが少なくいクリーミーな質感で伸びやすく、マットな仕上がりで乾燥すると耐水性になります。

ミルク原料使用なので、牛乳アレルギーがある場合は念のため使用は避けてください。

落ち着いた色合いのためナチュラルな雰囲気がお好みの方におすすめで、缶のパッケージもかわいいのでdiyするテンションもきっと上がります♪

米ぬかオイルキヌカ[米ぬか主成分の自然塗料]

昔の人が精米後の米ぬかで家具や床をみがいていた知恵を活用して生まれた、米ぬかが主成分の自然塗料です。

日本人ならではの昔の知恵が活かされているなんて、なつかしさや安心感がありますね。

クリア一色のみなので、色をつけたくない塗装におすすめ。つやがでて木目が活かせる仕上がりになります。

低温でも液状を保てるので寒い地方や冬季の作業にも向いており、ハケではなくウエス(古いTシャツなど)で塗れるので初心者でも扱いやすいことが特徴です。

どの塗料にしたらいい?!迷ったときの選び方

赤ちゃんにおすすめの塗料はわかったけど、実際どの塗料を選べばいいのでしょうか。

自然塗料といってもいろいろあるのね。選び方ってあるの?

まずは何に塗装するかを決めて、塗る面積の広さや好みの色合いを考えてみましょう。

価格や塗料の容量はメーカーによって異なるので、色選びと合わせて選ぶといいですね!

それでも迷ってしまうそんなあなたに、お薦めの塗料の選び方を御紹介いたします。

≪人気で選ぶなら≫
オスモカラー

≪色をつけず木目を活かすなら≫
キヌカ

≪手軽にお試しするなら≫
ミルクペイント(キット販売がある)

塗料と言っても、いろんな選び方があって、楽しくなっちゃいますね。

あなたと赤ちゃんのdiyにぴったりの塗料は見つかりましたか?!

赤ちゃんにも安心してつかえる塗料は数種類あるので、楽しく選んでdiyしてみましょう。

赤ちゃんのdiyを安全にするなら有害物質に注意!!

一般的に使われている塗料は、赤ちゃんグッズのdiyでの使用を避けたほうがいいのは、一体どうしてなのでしょうか。

先ほども有害物質について触れましたが、ここでは更にその有害物質が赤ちゃんにとってどんな悪影響があるのかを簡単にご説明します。

赤ちゃんグッズのdiyをする時の参考にしてくださいね♪

塗料の揮発性有害物質とはどんなものか

揮発性(きはつせい)有害物質とは、塗料に含まれる有害物質が大気中で気体となり、人が吸うことによって体調不良を引き起こすものです。

塗料に含まれる有害物質は複数ありますが、こちらはほんの一例です。

≪ホルムアルデヒド≫

医薬用外劇物に指定されている物質で、塗料以外にも木部の接着剤や防腐剤、農薬などにも使われており発がん性があるといわれています。

≪トルエン≫
日本では劇物指定されている物質で、吸うと吐き気や脳障害の可能性もあります。

≪キシレン≫
医薬用外劇物に指定されている物質で、呼吸器や肝臓、腎臓障害などの危険性もあります。

これらの有害物質はシックハウス症候群の要因になるといわれています。

特に小さな赤ちゃんには、できるだけこういう有害物質とは接触することのない環境で過ごさせてあげたいですね。

次の項でシックハウス症候群について少しご説明いたします。

シックハウス症候群とはどのような症状か

よく聞くシックハウス症候群とは、身体にどんな症状が出てしまうのでしょうか?

塗装したての新築など住居で有害物質を多量に吸い込むと、めまい・倦怠感・頭痛・呼吸器疾患などの体調不良が起こります。

特に赤ちゃんは免疫力も低くお部屋にいる時間も長いので、それだけ危険性も高くなり注意が必要です。

大人でも有害物質を多量に吸い込むと体調不良を起こしかねません。

シックハウス症候群は新築に限らず、原因物質を過度に取り込むことで起こる可能性もあります。

もし、diy塗装が原因でシックハウス症候群を起こしてしまった…なんてことにはなりたくないですよね。

赤ちゃんの安全を守るには、赤ちゃんの親であるあなたが環境を整えてあげるしかありません。そのためdiyに塗料選びはとても重要です。

自然塗料のメリットや注意するべき点とは

自然塗料は安全性が高いことだけでなく、木目を活かした仕上がりや手触りと色合いの特徴があります。

個人の体質にもよりますがアレルギーを抑えることができるのもメリットです。

注意する点とすれば、一般の合成塗料より高価なこと、乾きにくいので時間も手間もかかること、耐久性がやや劣ることなどです。

また、自然塗料だからといって確実に安全と言い切れるわけではありません。

しかし「人や環境に優しい」というコンセプトで発売されていることは間違いありません。

塗料の特徴をよく理解して、あなたの赤ちゃんにふさわしいものを選んであげてくださいね。

安全なおもちゃの選び方のひとつSTマーク

市販のおもちゃにも塗装されているものがありますよね。あなたは、赤ちゃん製品を購入するときはなにを基準に選んでいますか?

見た目や形、価格などで判断する場合も多いと思いますが、もう一つ知っておいていただきたいことがあります。

日本には安全基準マーク【ST】(セーフティ・トイ)という基準があるのを、あなたはご存知でしょうか。

STマークは、玩具業界で販売されるおもちゃの安全性を目的につくられました。

  • ケガをしない形状かどうか
  • 可燃の安全性
  • 化学的安全性(規制素材はないか、塗料の検査)

STマークは第三者検査機関によるこの適合検査に合格したもので、日本の約7割のおもちゃに付いています。

とはいえ、STマークがついていないおもちゃが安全ではないというわけではありません。

マークを付けるためには厳しい検査を受けるので費用や手間もかかります。そのためメーカーの安全性へのこだわりがあるということですね。

赤ちゃんってなんでも口に入れてしまうから心配よね

そうなんです、私も子育て中にヒヤっとする出来事がありました

私の体験談では在りますが、上の子とお絵描きをしていた時、お座りできるようになったばかりの下の子をふと見ると、口が真っ赤になっていました。

びっくりして確認すると、なんと下の子は赤いクーピーペンシルをボリボリと食べていたのです!

口のなかに入っていたものは取り出しましたが、1本の半分以上減っていました。

病院もあいてない時間でしたので、夜間救急に電話して相談したら「お子さんが元気なら問題ないが、心配なら受診してください」と。

下の子は元気そうではありましたが、やはり心配だったので受診して診察を受けました。

結果は「喉に詰まっていなければ問題ない。子ども向けの玩具類は万が一食べても害にならないように作られています」とのお言葉で安心しました。

「半分も食べちゃったのか~」とお医者さまは苦笑されましたが…。

私はホッと一安心して帰りましたが、下の子に目が向いていなかったこと、手が届くところにクーピーペンシルを置いていたことなど猛省しました。

今となっては笑い話ですが、おもちゃや玩具は万が一のことを考えて、安全に作られているものだと知ったきっかけになりました。

赤ちゃんのdiy初心者ならまずおもちゃに塗装してみる

赤ちゃんにも安心な塗料を使って、棚やゲートなどを好みの色や風合いにdiyしたいと考えることもあると思います。

大型のものをdiyする前に、赤ちゃんのために小さなつみ木のおもちゃに塗装してdiyして、塗装の練習をしてみませんか?

まずは、ホームセンターなどでカットされた木などを活用しましょう。赤ちゃんの口に入らない程度の大きさを選んでくださいね。

オスモカラーをつかっておもちゃに塗装する

それではあなたの可愛い赤ちゃんのために、おもちゃへの塗装にチャレンジしてみましょう♪

≪用意するもの≫

  • お好みの色のオスモカラー
  • かためのハケやコテバケ(オスモ専用がおすすめ)
  • つみ木になりそうな木材
  • #180~#240のサンドペーパー

≪塗装する環境について≫

  • 湿度が70%以下が適している。それ以上だと木材も湿気を吸い込んでいるのでオイルの浸透が悪くなる
  • 気温は5°c以上で、15~20°cであれば最適
  • 火気厳禁

用意するもの、作業環境はご理解いただけたでしょうか。それではレッツdiy♪

木に塗装をするための手順と塗り方のコツ

イラストの手順を、下記で更に詳しく説明するのでご確認くださいね♪

  1. 木材の角や表面を、木目にそってサンドペーパーをかけてホコリをきれいに取り除く
  2. 塗料をよく混ぜる(わりばしなど使い捨て出来るもので混ぜるとよい)
  3. ハケの根本まで塗料を付けて、容器のヘリで余分な塗料をしっかり落とす
  4. 塗料をしっかり落とした状態にしてから木に塗る
    オスモカラーを木に深く浸透させるイメージで木目に沿ってよく伸ばす(薄く塗るように意識する)
  5. 何度もハケに塗料を付け足すのではなく、一回の塗布で薄く塗り広げていく
    • 塗りすぎてしまうと、木目がつぶれ、べたついて乾きにくく、臭いも残りやすい
    • おもちゃは1度塗りでよいが、家具などで摩擦が多く発生する場合は2度塗りすると耐久性がアップする
  6. ホコリがつかないように注意して、12時間以上乾燥させる

お天気のよい快適な気候の日を選んで作業しましょう。diy作業中は赤ちゃんがさわらないようにくれぐれも注意してくださいね。

まとめ

  • 赤ちゃんがいても安心してdiyするための塗料の特徴と選び方
  • 赤ちゃんの安全のためには有害物質を含まないものがよい
  • 有害物質を吸い込むとシックハウス症候群など身体に悪影響が起こる
  • STマークがついているおもちゃは安全性にこだわって作られている
  • diy初心者は塗料になれるためにつみ木など小さいものからチャレンジ
  • オスモカラーをつかった塗り方のコツや注意点

今回は、赤ちゃんがいても安心して使える塗料の特徴や安全性、塗り方などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

赤ちゃんと過ごすお部屋は家族にとっても大切な空間。

ぜひ安心・安全な塗料を使用してお好みの色にイメージチェンジして、あなただけのオリジナルdiyを楽しんでください♪

お気に入りのdiyで、あなたも赤ちゃんもより快適に毎日を過ごせること、間違いなしです!!

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