子供が楽しく通っている保育園や幼稚園。卒園が近づくと記念品などの準備が始まりますね。
その中でも卒園DVD作成は大きな任務です。いい作品にしたいと思う反面、トラブルなどの心配もされていませんか?
そもそもDVDって保護者が手作りするの?それとも業者に委託するの?など、まずはどこから手をつけていいのやら。
係の作業負担や、保護者同士でのトラブルなどは、なるべく減らして気持ちよくすすめていきたいですよね。
そんなあなたに、トラブルを防ぎつつ楽しくDVDを作成するには、どんな手順で作業を進めるのがおすすめなのかについて、詳しくご紹介したいと思います。
まずはこの記事を読んでから、卒園に向けて係の作業を楽しんで進めていきましょう!
卒園記念DVDにトラブルはつきもの?解決方法とは?
卒園にむけて、卒業対策委員会いわゆる「卒対」の準備が始まる園が多いと思います。
そんな卒対のなかでも、卒園DVD担当は負担も内容も大きい係といえます。
思い出がつまったステキな内容にしたいけど、費用や作成方法などでトラブルにならないかと不安もつきものです。
トラブルが起こりやすい原因を知っておくと、うまく回避できるかもしれませんので最後までお付き合いくださいね!
DVDはどんな内容がいい?イベント動画を凝縮!!
まず、卒園DVDとはどんな内容にしたらいいのでしょうか?
調べてみると、下記のような園生活でのイベント動画を集めて、DVDを作る園が多いようです。
- 運動会
- お泊り会
- 遠足
- お遊戯会
- 卒園式
- 謝恩会
どれも大切な行事ばかり。自分で写真を撮ったり販売もされているかもしれませんが、動画になると臨場感が全く違いますよね。
あなたの子供が、見たこともない表情で頑張っている映像があるかもしれません。
卒園DVD係は負担も大きくて大変かもしれませんが、完成にむけて頑張っていきましょう。
トラブルになるのはなぜ?考え方の違いが原因
これから活動するにあたって心配なのは、作業の負担と保護者同士のトラブルではないでしょうか?
DVD作成についてよくありがちな保護者の意見をまとめてみました。
- 卒園の費用をなるべく控えたい
- 係など特定の保護者の負担が大きい
- イベントの動画や写真は個人的に撮影済のため費用がかかるDVDは不要
- プライバシー問題(子供の顔出しについて保護者の承諾など)
このような意見が出やすく、そもそもDVDは必要なのか?というところから話し合いをする場合もあるようです。
しかし卒対活動に限らず、保護者同士でのトラブルは少なからず発生するものですよね。
それぞれのご家庭で考え方の違いが根本的な要因と言えます。子育てに関してだけでなく経済的や環境も異なるためです。
トラブルを警戒しすぎず、いろんな意見が出るのは当然だと気楽に考えながらスタートしたほうがいいかもしれません!
たとえ意見が分かれても、せっかく同じ園で数年間も過ごした仲間同士、最後は笑顔で卒園したいですよね。
なんとかなる!と、リラックスしながらゆっくりすすめていきましょう。
まずは作成方法を決める!手作りか業者委託
DVDを作成する方法は「保護者の手作り」か「業者委託」です。予算、難易度、保護者の作業負担などメリットとデメリットがあります。
どちらの作成方法にするかは、結果よりも決め方が重要。まずはこの選択をどう決めるかがカギですよ!
もし納得しないままスタートして壁に当たったとき「そもそもこの方法にしたせいで」と不満にならないよう、最初の決定はとても大切。
トラブルは起こってしまうと解決するまでに時間もかかるし、あなたのメンタルも疲れてしまうので、未然に防ぐことがポイントです。
まずは、あなたの園では毎年DVDをどう作成してきたのか、過去を調べてみましょう!
過去の慣例を必ず守る必要はありませんが、上の子がいる保護者などは例年通りだろうと思い込んでいる可能性があります。
例年とくにトラブルも起こらず継承されてきているなら、そのまま同じ方法にするのもいいですね。
卒園された先輩方がマニュアルなど残してくれている場合もあるかもしれませんし、上の子がいる保護者に聞いてみるのもおすすめです。
トラブルを防ぐ決め方は?多数決や園にゆだねる
もし、どちらの方法にしたらいいのか決める必要がある時には、どうすればいいのでしょうか?
係のみなさんで話し合ったり、保護者全体の意見をもらうなど、さまざまな方法があると思いますが、意見は必ず分かれるはずです。
重要な決定をするときにおすすめの方法は、園に決定してもらう、もしくは多数決で決めることです!
責任を園に押し付けるわけではありませんが、少なくとも保護者だけで決めるよりは、はるかにトラブルのリスクが下がります。
園にお願いできないときは、保護者全員の多数決で決める方法もあります。その際はLINEの「アンケート機能」がとても便利です
アンケートは匿名でできます。アンケート発信者にも誰が投票したのかわからないシステムなので公平です。
もちろん、話し合いで決められることが一番の理想です。もしうまくいかない場合はこんな方法もあると覚えておいてください。
卒園DVDの作成方法!保護者手作りと業者の違いを分析
卒園DVDをどう作成するか決まったら、あとは実行するのみですね。
いい作品にしたい!と思う気持ちはとてもよくわかります。でもあなたの生活に支障が出るくらいの負担にならないように注意が必要です。
子育てや家事に追われる毎日に、楽しみながら作業できることが一番のポイントなので気楽に始めてくださいね。
保護者が手作りするには?係で役割分担が大事
保護者の手作りで卒園DVDを作成すると費用が抑えられることがメリットですが、その分作業の負担が大きくなります。
誰かひとりに作業負担が集中しないように、役割分担を決めてからスタートしましょう。
作業内容は大きくわけて下記のとおりですが、係の人数と作業量によって分けることがおすすめです。
- 動画編集
- 素材集め(園の許可をとり係で写真や動画の撮影。もしくは保護者からの提供をつのる)
- 子供の映り方に大きな差が出ないように動画や写真のチョイスをする
- DVDや材料の購入など費用にかかるすべての会計
- 集まりのスケジュール、園との連絡、作業の進み具合など全体を管理するまとめ役
このようにいくつかの作業がありますが、内容のボリュームに差が出てしまうのは仕方ありません。
まずは役割担当を決めて、手があいた人が次の作業をお手伝いするように係のみんなで連携しましょう。
このなかでも動画編集は一番難易度が高いと言えます。得意なお母さんがいれば頼もしいですが、そうもいかない場合もありますよね。
得意な保護者に教えてもらうなど、頼れる環境を事前に整えておきましょう。先生にも詳しい人がいるかもしれませんよ♪
動画編集では、たくさん映っている子供と少ない子の差がなるべく出ないように配慮する必要もあります。
子供によっては、動画や写真を嫌がる子がいるので集めた素材だけでは差が出る場合があるんです。
映りが少ない子供は、その保護者から写真や動画を提供してもらうなど早めの対策を取りましょう。
業者に委託する場合は?費用と素材集めが重要
卒園DVD作成を業者に委託する場合は、動画編集など保護者の負担は減りますが費用も気になるところです。
予算内で収めるためには、内容によってプランが選べるサイトがおすすめです。
引用:卒業記念ムービーサービス
こちらのサイトでは、撮影からすべてお願いするプランや予算を抑えてDVDコピーのみなど選択できるようになっています。
動画編集が出来ない場合は、動画や写真のデータ素材を集めて委託すれば作成してもらえます。
もし手作りでDVD作成した場合にも、パッケージ作成やDVDのコピーだけをお願いすることも可能ですね。
苦手で負担の大きい作業だけプロにお任せすれば、選択肢が増えてぐっと楽になりそうです。
費用との兼ね合いもありますが、業者委託も上手く活用していきましょう。
卒園DVDや他の委員をやった感想は?達成感を味わえる!!
私の子供が通った園の卒園DVDは完全な業者委託で、保護者がすることは何もありませんでした。園によってさまざまのようです。
卒園の委員は他にもありますが、仕事が無事に終わるとやり切った達成感やさまざまな思いが残りますよ。
最後に、私の子育て時代の卒対体験をお話ししたいと思います。
私はDVD担当ではなく、ある記念品を手作りして園に贈呈する委員になりました。終わってみて後悔したことと、嬉しかったことをご紹介しますね。
終わってみて後悔したこととは?無理は禁物!
卒園記念品は洋裁経験者である私がメインで作成する係を任され、大変でしたが楽しく作業して無事に完成しました。
まずはちょっぴり後悔したことからご紹介したいと思います。
- 作業が長期間になり、家事や育児に影響がでてしまった
- 難易度が高く限られた保護者にしか手伝ってもらえなかった
- 例年継承されているクオリティを守らないと!と思い込み、こだわりを持ちすぎた
1~3すべてに共通していることは「こだわりのため難易度を高くしていた」ということです。
歴代の作品を見るとクオリティが高かったので、私も素敵な作品にしなくては!と思い込んでしまいました。
いま思えばもっと簡単に作れる方法にして作業分担しても良かったなと。しかしその時にはそう気が付く余裕がなかった!
終わってみると、自分自身で無意識にハードルを上げていたかも?と思ったんです。
家事育児に影響を出さない程度で作成することが一番大切だったと少しだけ後悔しました。
嬉しかったこと!皆が感謝して喜んでくれた!
係をやって嬉しかったことは、作成中も卒園したあとにもありました。頑張ってよかったと思えることがたくさんありました。
- 作成途中に、他の保護者から応援してもらい差し入れもあった
- 完成後のお披露目で、先生方はじめ保護者から感謝の言葉をたくさんいただいた
- 卒園してもその作品が園に飾ってあるので、子供だけでなく自分も園とのつながりを感じた
これ以外に嬉しかったことはなんといっても達成感です。大変だったけど頑張ってよかったと心から思っています。
後悔したことは多少ありますが、ポイントは委員活動で無理しすぎないこと。
余裕がなくなると、それもまたトラブルの原因になりかねないからです。
DVD担当のあなたも、そこを意識しながら作業するときっといい思い出になりますよ。
まとめ
- 卒園のDVD作成は負担が大きく、費用やプライバシー問題など考え方の違いからトラブルが起こりやすい
- DVD作成は保護者の手作りか業者委託で、それぞれメリットデメリットがある
- 決定に困ったら園に決めてもらうか匿名アンケートの多数決がおすすめ
- 手作りする場合は、負担を分散させるための役割分担決めが大切
- 業者委託はプランもさまざまで予算に合わせて内容を決められる
- 係の作業をやったことで後悔したことと嬉しかったこと
卒園のDVD作成でのトラブルなどをご紹介しました。
トラブルと聞くと少し警戒してしまうかもしれませんが、ママ友だけでなく人間関係で意見が合わないことは多々あります。
先生や他の保護者にも相談しつつ、気持ちよく作業をすすめていけるといいと思います。
園は子供が主役で、保護者はそのサポート役のため無理をせず頑張りすぎず、そしてみんなで協力しあえる環境を大切にしていきましょう。
成長した子供の卒園を楽しみにしながら、あなたの卒対作業が順調にすすむことを願っています!
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