もう悩まない!!離乳食の全卵の進め方徹底解説&アレルギーの新常識!?

離乳食系
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「卵がアレルギーを起こしやすいって聞いたことがあるし、進め方もよくわからない…」

こんな不安を感じていて、全卵の離乳食になかなか一歩を踏み出せない、そこのあなた!!

もしかしたら、不確かな知識や思い込みに惑わされているだけなのかもしれません

ネットや専門書では全卵の離乳食を促す説明はたくさん見られるものの、その内容や進め方は微妙に異なっていたりします。

このように複数の情報があると、どれが全卵についての正しい情報なのか迷ってしまうのは当たり前ですよね。

また、いくら正しい進め方が分かったとしてもアレルギーの心配もありますよね。

この記事では、独自に調査した『安全な全卵の離乳食の進め方』についてご紹介いたします。

安心して全卵の離乳食を始めることができますから、ぜひ最後までお読みくださいね。

後ほど詳しく解説しますが、卵の離乳食はゆで卵からのスタートがおすすめです。

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いざ離乳食で全卵を試す時…進め方はどうする??

卵って、赤ちゃんにあげるとアレルギーが出やすいってよく聞くけれど、どんなふうにあげたらいいの?


ちゃんと決まったやり方じゃないとダメなのかな…。

赤ちゃんに初めて卵をあげる時に、一番気になる疑問がコレですよね。私もそうでした。

実はこの答え、「特には決まっていない」なのです。

必ずこうしなければいけない、という方法論や決まりがないためか、離乳食についての本や情報サイトによっては微妙に異なる進め方を紹介していたりします。

情報が複数あると、どの方法があなたの赤ちゃんにいいのか(合っているのか)迷ってしまいますよね。

そんな時、一体どんな方法を選んだらいいのでしょうか。

おすすめは「黄身⇒白身⇒全卵」の順序で少量から

卵を試すいくつかの方法の中で、私がおすすめしたい進め方は「黄身⇒白身⇒全卵」の順序で進める方法です。

(「全卵」とは、「黄身」と「白身」がそろっている状態の卵を指します)

初めに黄身だけを赤ちゃんにあげてみて、アレルギー症状などの異常がなさそうであれば白身のみに切り替えて、慣れたら全卵に…という手順です。

「初めから全卵を少量ずつ試すのはダメなの?」という疑問もあるかもしれませんが、全然OKですよ。

先ほどの項でお伝えしたように、決まりはないのです。

ただ、この進め方をあなたにおすすめするのには、以下のような理由があるからなのです。

  • 黄身より白身の方が多くアレルギー症状が出る傾向があるため(黄身が原因になることもある)
  • 分けて与えることで、アレルギー症状が出た時に「何を」「どれだけ」食べて「何分後に」発症したのかを把握しやすい

この進め方であれば、万が一アレルギー症状が出てしまった時、「白身部分を小さじ半分ほど食べたら…」などの様にお医者様に状況を伝えやすいのです。

ただ「卵を食べたら…」と伝えるよりは、アレルギーの原因の特定やその後の対応も格段にやりやすくなるんですね。

アレルギー症状については、後の項でもう少し詳しくお伝えしますね。

具体的にはどんな進め方をすればいいの?

一般的な離乳食開始の時期は、生後5~6ヶ月ごろからとされています。

離乳食は次のような段階で区切られています。

  1. 離乳初期(生後5~6ヶ月)
  2. 離乳中期(生後7~8ヶ月)
  3. 離乳後期(生後9~11ヶ月)
  4. 離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月)

ここではそれぞれの時期に分けた卵の進め方を解説いたします。(気になるレシピは後の項でご紹介しますよ♪)

≪1.離乳初期(生後5~6ヶ月)の進め方≫

離乳食に少し慣れてきたころから始めましょう。

耳かき1杯分の量からスタートし、増やす時は耳かき〇杯という感じで耳かき単位で徐々に増やしていきますよ。

初期の目安量は黄身1個分が食べられるようになることです。

1~2か月の時間をかけて、焦らずゆっくりと進めましょう。

≪2.離乳中期(生後7~8ヶ月)の進め方≫

黄身1個分が食べられるようになったら、白身にチャレンジスタートです。

固ゆでした白身を、黄身と同じように耳かき1杯分の量からスタートします。

1回の離乳食で、白身部分を小さじ2~3杯くらいの量が問題なく食べられるようであれば、赤ちゃんに卵アレルギーがある可能性は低くなりますよ。

白身を試してみて気になる様子が見られなければ、全卵に挑戦してみましょう。

中期の目安量は全卵1/3個分を食べられるようになればバッチリです。

食べる頻度は毎日でもいいのですが、卵以外の離乳食だって大切ですよね。

ですから2~3日に1度(週に2~3回ぐらい)のペースで卵を試して、食べない日には他の新しい食材を進める方法をおすすめします。

≪3.離乳後期(生後9~11ヶ月)の進め方≫

後期の目安量は全卵1/2個分ぐらいが食べられるようになっていればOKです。

時期に合わせて粒の大きさを調整してみてくださいね。食べにくそうにしていたら、スープなどに混ぜて口に入れやすくするのもアリですよ。

≪4.離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月)の進め方≫

完了期の目安量は、全卵1/2個~2/3個ぐらいです。

フレンチトーストや卵サンドイッチなど、おやつとして取り入れていただくのもおすすめですよ。

卵を食ベさせた後はここをチェック!!

赤ちゃんは自分で体の異常を訴えることがまだまだできません。

ですからアレルギー食材にチャレンジし始めて間もない時期や不安がある時は、食後の赤ちゃんの様子を時々チェックしてみるといいですね。

  • 顔色や体温の変化
  • 肌の状態(腫れやむくみ・赤み・蕁麻疹などがでていないか、など)
  • 呼吸の様子
  • 便の状態 など

抱っこした時に触れてみたり、おむつ替えのついでに肌着をめくって確認してみたりするなどして、普段と違うところはないかを確認しましょう。

黄身から白身、白身から全卵へ…とステップアップした時には、特に気を付けて変化や異常がないかどうかを確認された方が良いでしょう。

時間を空けて赤ちゃんの様子をスマホのカメラで記録しておくのもおすすめです。

もしもアレルギー症状が出た時に病院へスマホを持参していけば、医師の判断材料としてとても役に立つのです。

離乳食は焦らずじっくり、時には止まったり戻ったり

さて、ここまで全卵の進め方についてご紹介しましたが…。

上でご紹介した時期や手順は、「あくまでも”目安”でしかない」ということを覚えておいてくださいね。

赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合、その他いろいろな理由や原因で思ったように目安量までいかないことなんて、よくあるお話なんです。

そう、上手くいかないことなんて本当に「よくあるお話」なんです。(大切なので2回書きました)

ですから、たとえ目安の通りに進まなくても、食べてくれない日が突然来たとしても、悩んだり不安に思ったりご自分を責めたりする必要は全くありませんよ。

育児をしていると、失敗や思い通りに進まないことばかりについ目を向けてしまうのは仕方がないことです。

そんな時はあえて、「うまくいっていること」だけを見て楽観的に行きましょう!!

食べてくれない時は、一旦進めるのをストップしたり、粒の大きさの段階を戻したり、他の食材を試してみるのもいいですね。

「赤ちゃんは今日も生きてる。笑ってるし元気。よしOK!!」ぐらいのおおらかな気持ちの方が、あなたも一緒に過ごす赤ちゃんも笑ってお過ごしいただけると思うのです。

ちなみにうちの息子が卵を始めて口に入れたのは1歳の誕生日の手前、保育園の離乳食でした。

(母親の私に重度の魚介類アレルギーがあり、息子への遺伝を心配してなかなかチャレンジできなかったのです)

遅くに始めたせいもあり、ご紹介したような順調な進み方ではなく、焦ることや悩むことも多かったです。

でも小学2年生になった今では、「ママ、お弁当には甘い卵焼き忘れないでよ!!」「今日の晩御飯、オムライスにしてね!!」なんて言う子供に育っていますよ。

子育ての悩みというものは、後の子供の成長であっという間に過ぎ去って消えてしまう「期間限定もの」です。

ど~んと構えて、お子様との離乳食ライフをめいっぱい楽しんでくださいね。

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離乳食の全卵とアレルギーについて知る!!新常識も⁉

進め方はわかったけど…やっぱり卵のアレルギーが心配…。

心配でなかなか始められない…。

そう、やっぱり「卵を食べたらアレルギー症状を起こしてしまうかもしれない」ということは心配ですよね。

私自身が息子の離乳食に同じように悩んでいたので、このようなお悩みや不安に思う気持ちはよくわかります。

そんなあなたは、まず卵のアレルギーについて知ることから始めてみませんか?

アレルギー症状はどんなふうに起こるのか、起こったらどう対処したらいいのか、知ることであなたの不安が少しでも減るかもしれませんよ。

赤ちゃんに卵アレルギー症状が出るのはどうして?

全卵にはアレルギー症状を引き起こすたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は、加熱調理や体内の消化酵素に触れることで、分解されたり性質がかわったりして害が少なくなることがほとんどです。

ところが、全卵のたんぱく質は熱にも消化酵素にも強いので、なかなか分解されにくいのです。

赤ちゃんの消化器官は未熟で、全卵のたんぱく質を「体に有害なものだ!!」と判断してしまいます。

そのため、食べ物として体内に入った時に過剰な防衛反応としてアレルギー症状が出てしまうのです。

これまでは卵アレルギーというと白身由来のものが一般的で、「黄身はアレルギー症状を起こしにくい」と考えられてきました。

ですが、最近の調査で黄身由来の症状も確認されるようになってきました。

黄身と白身、それぞれで以下のような症状が見られます。

  • 黄身…食べてから数時間以降に、主に消化器の症状(嘔吐や下痢・血便など)で現れることが多い。
  • 白身…食べてから1時間以内に、皮膚症状(蕁麻疹など)や呼吸器症状(くしゃみ、咳、異常な呼吸など)で表れることが多い

このような違いがあるため、体に異常が起きた際に「どちらを食べた時に」「どんな症状が現れたのか」を把握できるように、黄身と白身を別々に試すことが重要になってくるのです。

そうすることで、全卵のどの部分にアレルギーの原因があるのかをより正確に知ることができますよね。

(食べた時刻と量を記録しておくとさらに原因の特定がしやすくなります)

ただし、黄身由来のアレルギーについては、医師の間でも広く認知されてはおらず、小児科を受診しても見落とされたり検査まで至らないこともしばしばあるようです。

更に、皮膚の症状が出にくかったり、たとえ血液検査をしても陰性の結果が出ることが多いため、「食物アレルギー」として認識されにくいという側面もあります。

ですから、もしも気になる症状が現れた時は、すぐにアレルギー専門の医師に相談・診察を受けるようにしましょう。

遅く食べさせた方がアレルギーになりにくい?

赤ちゃんが卵を食べ始める時期を遅くしたら、アレルギーを予防しやすくなるって聞いたことがあるんだけど、ホント?

これも以前からよく聞く説ですよね。

実はこの答えは「No」なんです。
むしろ最近では「早めに開始したほうがアレルギー発症のリスクは減る」という見解もあります。

2019年に改訂されたばかりの厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」によると、以下の様にはっきりと明記されています。

「特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はない」(p33より)

引用:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」

また、国立医療生育センターの研究発表によると、以下の様に説明されています。

生後6ヶ月より固ゆで卵を少量ずつ摂取させることにより、子どもの食物アレルギーの中で最も頻度の高い鶏卵アレルギー(わが国では医師の指示で3歳児の5.8%が鶏卵摂取を制限)を8割予防できることをランダム化比較試験(補足説明1)で実証しました。

引用:国立成育医療研究センター

今まで言われてきたこととは真逆の情報で、びっくりですよね。

ただし、この試験は卵のアレルギーがまだ出ていない赤ちゃんを対象に検証したら「予防効果は8割」だったというお話です。

生まれつき卵アレルギーがある赤ちゃんについては、食べる時期が早くても遅くてもアレルギー症状は出てしまいます。

それじゃあ結局、離乳食で食べさせるのと食べさせないの、どっちがいいの??

この答えは、「まずは食べさせてみて、早めにアレルギーの有無を見つけてあげる」ではないかと思われます。

卵以外の食材についてもいえることですが、実際に食べてみることで「アレルギーがあるかどうか」をはっきりと判断することができます。

そしてアレルギーがあることが判明すれば、今後の対応や備え(治療や食材の除去方法など)についてあらかじめ検討・準備しておくことができるようになりますよね。

不安なことは専門の医師に相談しつつ、あなたと赤ちゃんのペースでチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

大きくなったら自然に治るってホント?

この答えは「100%ではないけれども、6歳ごろまでに自然に治ることは多い」です。

あくまでも参考値ですが、卵アレルギーの場合は3歳までに30%、6歳までに60%程度が治るといわれています。

(卵以外に複数のアレルギーを持つお子様や、複数同時の強いアレルギー症状(アナフィラキシー)を引き起こした経験があるお子様の場合は、上記の限りではありません)

先ほどもお伝えしましたが、赤ちゃんの時期のアレルギー反応は消化器官が未熟なために引き起こるものです。

それが体の成長に伴って消化器官も発達してくると、卵を「有害物質ではない」と判断できるようになり、結果として症状が出にくくなるのです。

ですからあまり過剰に不安がったりせず、「成長とともに治るかもしれないんだな」と少し気楽なお気持ちで考えていただけたらいいのでは、と思います。

更に、同じアレルギー持ちでも「少量で症状が出る」場合と「少しぐらいなら食べても平気」な場合があるなど個人差が出ますし、年齢による反応の変化もあります。

自己判断は避けて、不安や疑問はアレルギー専門の医師にご相談してくださいね。

こちらも是非読んでみてくださいね。

アレルギーのリスクがある卵を食べるのはなぜ?

『アレルギーが出るかもしれない』って知ってるのに。どうしてわざわざ卵を食べさせるの?

不安がある食材なら、食べなければいいと思うんだけど…

確かにそうですよね。そもそも、なぜ離乳食に全卵を取り入れるのでしょうか?

その答えは、最近になって赤ちゃんの「鉄」と「ビタミンD」の不足が重要視されるようになってきたという点にあります。

卵の黄身には、1個(20g)あたりに鉄…5.9mg、ビタミンD…5.9μgと豊富に含まれていて、子供に必要な1日分の鉄やビタミンDを十分に補うことができるんです。

赤ちゃんが生まれた時から体内に蓄えてあった鉄分は生後6ヶ月ごろには使い果たされてしまいます。(妊娠37〜41週の間のお産で生まれた場合です)

また、紫外線を避ける傾向にある現代の考え方や菜食主義などにより、ビタミンDが体内で作られにくい環境にあることも一因となっています。

これらのような理由などから、離乳食に全卵を取りれることが推奨されるようになりました。

あなたがもし母乳育児をされているなら、ママのお食事でも積極的に鉄分やビタミンDを含む食材を食べるようにして下さいね。

離乳食で全卵を進める時のポイント3か条とは

上の項でご紹介したこと以外にも、離乳食で全卵を進めていく時に知っておくと便利なポイントはいろいろあります。

こちらでは、そのポイントについてご紹介しますね。

赤ちゃんを守るため、そしていざという時には冷静に対処するため、こちらでご紹介するポイントも抑えておいて下さいね。

赤ちゃんにあげる卵はなるべく新鮮なものを

離乳食に使う卵は、食中毒などのトラブルを避けるためにも、なるべく新鮮なものを使うようにしましょう。

卵が新鮮かどうかを判断するのは割ってみると一番確実なのですが、ゆで卵を作る時には割らずに鮮度を確認したいですよね。

  • 購入時に賞味期限まで2週間あって、ヒビや傷などがないものを選ぶ
  • 食塩水につけてみて、横向きに沈むものを選ぶ(浮く卵や、沈んでも水中で立ち上がる卵は若干古め)

この2つの方法は、確実にそして簡単に卵の鮮度を見分けることができる方法です。

割った場合は、黄身や白身がこんもりと盛り上がっている状態のものが新鮮な卵ですよ。

卵は中まで火が通るようにしっかりと加熱する

加熱が十分でない卵も赤ちゃんの食中毒のリスクを高めてしまうので、離乳食に使う卵はしっかりと加熱しましょう。

加熱の目安は(進め方の項でもご紹介しましたが)ゆで卵なら沸騰後のお湯で20分ほどかけて加熱すると良いでしょう。

(しっかりと加熱してあってもゆで卵は日持ちしませんから、調理したものはなるべく早めに使い切ってしまいましょう)

また、全卵を生卵や半熟卵・温泉卵の状態でお子様に食べさせてあげるのは3歳ぐらいまで待ってくださいね。

初めての食材にチャレンジするのは平日の昼間に

初めて卵の離乳食にチャレンジする時やまだ慣れないうちは、お子様の体調がいい日で平日の午前中を選ぶようにしましょう。

卵の段階を白身や全卵にステップアップする時も、同じように平日の午前中に行う方が、もしアレルギー症状が出たとしても、すぐに医療機関を受診することができます。

いざという時のために、受診可能なアレルギー科の病院を事前に探しておくことや、前もって医師に相談しておくこともおすすめですよ。

こうして備えておくと、赤ちゃんはもちろん、あなた自身も安心して離乳食を進めることができますよね。

必見!!離乳食の全卵レシピを段階ごとにご紹介!!

離乳食で卵を始める時はゆで卵をおすすめしますが、慣れてきたらいろいろな調理方法や味付けも気になりますよね。

ここでは「黄身」「白身」「全卵」のそれぞれのおすすめ調理法&レシピをご紹介します。

初めて黄身に挑戦する時は素材そのまま簡単レシピ

卵の離乳食を始めたての頃は、レシピはシンプルに行きましょう。

ゆで卵の卵黄を茶こしや裏ごし器などでこしてから、お湯やだし汁でとろとろ状になるまで伸ばしたものからスタートします。

特に初めのうちは、白身からなるべく離れた部分の黄身を使うとより安心ですよ♪

初期のころの耳かき数杯分であれば量はさほどではありませんが、黄身1個分となると量が多くなるのでレシピに悩んでしまいますよね。

  • こした状態の黄身をおかゆ、マッシュポテトやスイートポテト、スープなどに混ぜる
  • とろとろ卵に片栗粉でとろみをつけて「とろみあん」をつくり、野菜や白身魚などにソースのようにかける

などが簡単で量を稼ぐことができるのでおすすめです。

一時的に一食が黄身だらけのメニューになってしまうのが悩みどころですが、お子様が嫌がらない程度で大丈夫なのでいろんな食材に混ぜ込んで食べさせてあげてくださいね。

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同時に4個まで調理でき、固ゆで卵も半熟卵も自由自在♪もちろん離乳食作り以外にも使えます。

忙しい朝の卵調理が、これ一つでラクラクになっちゃいます!!お料理の幅も広がりますね♪

白身へ移行してからの安心安全レシピ

白身の場合はすりつぶした状態のものからスタートします。

ここでひと手間、すりつぶしたものを茶こしに入れて水洗いをしてあげると、アレルギーを起こす成分を軽減することができます。

アレルギーが心配な初めの数回だけやってみるのはいかがでしょうか?

赤ちゃんが慣れたら、白身の状態を「すりつぶす」→「細かくみじん切りにする」へ少しずつ変えてみてもいいでしょう。

口当たりが気になって吐き出してしまうようでしたら、おかゆやスープ、食べなれた食材に混ぜ込んでしまっても大丈夫ですよ。

全卵にチャレンジする時のおすすめレシピ

初めての全卵メニューとしておすすめしたいレシピは「薄焼き卵」です。

薄焼き卵であれば全体をしっかりと加熱することができますし、冷凍保存も可能なのでとても使い勝手がいいですよね。

細かく刻んで小分けにしてストックしておけば、量の調整もしやすくて大助かりです。

薄焼き卵を試してみて全卵アレルギーの心配がなさそうであれば、こんなレシピはいかがでしょうか??

≪おすすめ離乳食♪卵とほうれん草と豚ひき肉の三色おかゆ≫

材料(1人分)と作り方は以下の通りです。(←あくまでも目安なので、分量はお好みでOKです)

  • 5倍がゆ…90g
  • 豚挽き肉…10g
  • ゆで卵…1/6個分(全卵でみじん切り)
  • ほうれん草…葉先1枚
  1. 豚挽き肉は火が通るまでよく炒めておく
  2. ほうれん草はゆでて細かく刻む
  3. 用意した5倍がゆに1,2,ゆで卵を混ぜて完成!

おかゆにお出汁を加えたり、作り置き離乳食用の野菜などを使っていただくのもいいですね。

一食でたっぷり栄養が取れちゃいますよ。

≪おすすめおやつ♪簡単バナナプリン≫

材料(3~4個分)と作り方は以下の通りです。

  • 完熟バナナ…1本
  • 全卵…1個(50g)
  • 牛乳…150cc
  1. 卵と牛乳をしっかり混ぜてザルでこす
  2. バナナ(つぶしたり刻んだりはお好みで)を1に混ぜて、ココット皿に注ぎアルミ箔でフタをする
  3. 蒸し器で弱火20分(オーブンなら天板に湯を張り150℃で25分)蒸し、火が通れば完成

※振ってみて、シワがよらずにぷるぷるゆれて弾力があれば、火が通っています。

まとめ

  • 卵の離乳食のおすすめの進め方は「黄身⇒白身⇒全卵」の順序
  • 量を増やす時やステップアップの時は少量ずつ慎重に
  • 「卵を遅く食べさせる方がアレルギーが出にくい」説はウソ
  • 「不安だから食べさせない」より、「アレルギーの有無や原因を早めに特定して治療や対処方法を検討していく」方がおすすめ
  • 初めての卵は「新鮮」「加熱」「平日の昼間」を忘れずに

全卵の離乳食の安心・安全な進め方についてご紹介させていただきましたが、あなたのお悩みは少しでも解消出来ましたか?

肝心なのは進め方を知るだけではなく、もしもの時のことを想定してその時行うべき対処ができるように準備しておくことです。

そうすれば、たとえ全卵の離乳食を食べてアレルギー症状が起こってしまったとしても、冷静な行動をとることができますよね。

そしてあなたの悩みや迷いはあなたが子育てに一生懸命であることの証拠であり、それはとても大切で素敵なこと。悩んだり迷ったりするご自身を是非褒めてあげてくださいね。

この記事が日々頑張るあなたの背中をそっと押す手助けになるよう、心から祈っています。

離乳食作りには電子レンジが大活躍ですよね。でも、いろんなメニューを同時進行で作ったり温めたりしたい時に、電子レンジだけ調理するのはちょっと大変…。

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