お子様がだんだん成長して、小学生に近づくと「勉強についていけるの?」、「自分の興味があることを見つけてほしい」などと、色々悩みがでてきますよね。
そんな悩みを解決する手助けになり、お子様の可能性を広げてくれるのが習い事です。
でも小学生のお子様に、一体どんな習い事を経験させてあげたらいいかわからないと悩んでいませんか?!
そんなあなたのために、小学生に定番で人気のある習い事や、人気急上昇中の習い事、と選び方のポイントや費用の目安などもご紹介します。
今回は、小学生に人気のある習い事を、「スポーツ」「学習」「アート」のカテゴリに分けてランキングしました!
詳しくご紹介していきますので、あなたのお子様にもぴったりの習い事が見つかるはずですよ♪
小学生の習い事!!スポーツ編の人気ランキングは?!
あなたは、「ゴールデンエイジ期」というものをご存じでしょうか?
5~12歳ごろの身体能力・運動能力が大きく発達する貴重な時期のことで、この時期の過ごし方が、お子様の運動機能に大きく影響を与えるといわれています。
またスポーツを習い事にすることで、身体を鍛えられるのはもちろん、心や精神面も鍛えられるのも魅力です。
そんな心身ともに成長でき、将来に繋がる身体を作ることが出来るスポーツ系の習い事のランキングをご紹介します。
1位 水泳教室
小学生の習い事で人気のスポーツ編、第1位は「水泳教室」です。
子どものころの習い事と言えば水泳教室が思い浮かぶ場合が多いのではないでしょうか。
「学研教育総合研究所」の調査(2021年8月)によると、水泳はここ数年連続してランキングの首位をキープしている、安定して人気のある習い事です。
なんと、スポーツ編・学習編・アート編の総合ランキングの中でも堂々の第1位なのが水泳教室なのです。
水泳を習っている小学生の割合は、小学生全体の25,7%で、約3人に1人が通っていることになり、その人気の高さがわかりますね。
≪水泳を習うことによるメリット≫
大きく分けるとメリットは3つ挙げられます。
〇運動能力の向上
- 水中では水の抵抗によって負荷がかかるため、全身の筋力を鍛えられる
- 陸上のスポーツに比べて、けがをしにくく、効率よく全身を鍛えられる
- 全身の筋肉が鍛えられることにより、姿勢がよくなる効果も期待できる
これを見ると、なぜ水泳が習い事として人気があるのかが、よくわかりますよね。
〇免疫力が向上する
- 全身を使う有酸素運動により身体のすみずみまで酸素が送られて、免疫細胞の活性化に繋がる
- 水中で体温を維持することで、体温調整機能が働き、風邪をひきにくい身体になる
- 心肺機能や自立神経が強化され、喘息やアレルギーの改善に効果があり、丈夫な身体を作るといわれている
〇学習機能が発達する
- 脳の発達にも良いとされている
- 呼吸のタイミングと全身の動かしか方を意識しながら泳ぐため、集中力が鍛えられる
- 無重力空間の水中で、身体をどの方向へ動かすかを立体的にイメージするため、算数の図形問題などに必要な空間認知能力が向上する
東大生に水泳の経験者が多いという話を耳にされたことはありませんか?
水泳の経験も大いに生かされた結果と言えるかもしれませんね♪
私自身、生まれて初めての習い事は水泳でした。(〇十年前の話ですが(笑))
水泳が得意になったことは学校での水泳授業でも活かされましたし、水の怖さも知っているので、安全に楽しむことができました。
そして、水泳でバランスよく身体を動かすことによってうまく身体を使えていたからか、水泳以外のスポーツも苦手だと思うことはありませんでした。
2位 体操教室
小学生の習い事で人気のスポーツ編、第2位は「体操教室」です。
水泳と同じく、全身を使った運動で身体の使い方を学び、身体能力を向上させ、更に基礎体力作りができる体操は人気の習い事です。
≪体操を習うことによるメリット≫
体操を習うことによるメリットは3つ挙げられます。
〇姿勢を良くする
- 体操は姿勢の良さや美しさも求められるため、自然と背筋を正す習慣が身につきやすい
〇ケガをしにくい身体づくりができる
- バランス感覚や柔軟性も養われるため、ケガをしにくい身体に
〇体育の授業に自信が持てるようになる
- 体操教室で習った鉄棒・マット・跳び箱を体育の授業でも活かせる
私が大学生の頃、小さいころからダンスを習っていたため、ダンスサークルに所属していました。
その時、ダンスは初心者だけど、小学生のころから体操教室に通っていたという友人と出会いました。
その友人は、ダンスは初心者であるにも関わらず、身体の使い方が上手く、軽快にうごきまわったとしてもけがをすることもなく、どんどん上達していきました。
そんな友人を見て、子どもの頃から体操教室で学んできた積み重ねが、大人になっても活きているんだなと感じました。
3位 団体スポーツ
小学生の習い事人気のスポーツ編、第3位は「団体スポーツ」です。
「お願いします!」「ありがとうございます!」と、お世話になっている方々や、練習をおこなった場所に対して、敬う気持ちを大きな声で伝える姿も印象的な団体スポーツ。
≪団体スポーツを習うことによるメリット≫
団体スポーツを習うことによるのメリットも3つご紹介します。
〇協調性が身につく
- 協力する・競い合う・自分の意見を伝えたり仲間の気持ちを考えることで、コミュニケーション力を育てられる。
今後、成長して社会に出ていく中で、様々なグループの一員として生活していく子どもたちにとっては、身に付けておきたい大切な能力ですね。
〇上下関係が身につく
- チームが様々な学年の子供たちで結成されることもあり、先輩を尊敬したり、後輩のお手本になったり、自然と上下関係を築く力が身に付く
みんなで協力し合う経験から将来につながら仲間ができる
- チームの仲間との練習や試合で、喜びや悔しさを分かち合い、かけがえのないきずなが生まれる
スポーツでつながった、仲間とは結構大きくなってからも、つながっていたりしますよね。
将来に繋がる仲間を作ることができるのも、団体スポーツの魅力です。
では、人気のある団体スポーツの中でも、とくに習い事として人気のあるものをします!
【サッカー・フットサルでJリーガーも夢じゃない?!】
サッカーやフットサルと言えば、人気のある習い事ランキング上位に、いつもランクインしている競技です。
団体スポーツの中では、比較的に道具もそろえやすく、始めやすいというのもポイント。
最近は、日本の女子サッカー選手の世界での活躍もあり、女子サッカー部も増えています。
その結果、女の子も長く続けられる環境が整ってきているので、もう「男の子のスポーツ」ではありませんよ!
【野球…昔からの根強い人気で目指せ甲子園?!】
野球と言えば、試合前と試合後の挨拶がしっかりと教育されていて、まさに「礼に始まり、礼に終わる」競技ですね。
団体スポーツの中で、特に礼儀を重んじる競技なので、自然と礼儀が身につき、日常生活にも活かされます。
先日子供たちと公園でお散歩していると、ちょうど野球部が練習していました。
すると、その野球部の部員たちは、まだ小さい子どもたちに気を遣って、わざわざボールを投げる手を止めて、私たちが通りすぎるのを待っていてくれました。
私がそのことに気が付き、目が合うと、その場にいた全員が帽子を取って、「こんにちは!」と大きな声で挨拶してくれました。
そのさわやかなあいさつに、私は少し照れてしまいましたが、とても感動しました。
私の子どもたちもあの野球部員たちのように、素敵な行動をとれる人に成長してほしいと思いました。
小学生の習い事!!学習編の人気ランキングは?!
小学生になったら学校での授業が始まり、「勉強についていけるの?」「勉強はどうしたらやる気になるのかな?」と不安になりますよね。
そんなあなたには、お子様に学習系の習い事をさせてあげるのもおすすめです!
学習系の習い事は、学校の授業の理解度を高めることや、授業よりさらに深く学び、得意科目を伸ばすことも期待できます。
また、苦手と感じる科目を集中的に専門の先生に教わり、克服できる可能性もあります。
決まった時間に学習塾に通うことによって、集中して勉強に取り組み、勉強が習慣化されるというメリットもあります!
勉強の習慣化という基盤を作ることができる、学習系の習い事のランキングをこれからご紹介していきます。
1位 学習塾
小学生の習い事で人気の学習編、第1位は「学習塾」です。
「学研教育総合研究所」の調査(2021年8月)によると、「水泳」の次に人気のある習い事は「学習塾」。
特に、高学年になるにつれ、学習塾に通う子どもたちが増える傾向があります。
「学習塾」には大きく分けると3種類あります。
- 中学受験を目的とする「進学塾」
- 学校授業のサポートをする「補習塾」
- 進学塾と補習塾を両方合わせた「総合塾」
お子様の目的に合わせて、どの学習塾に行くかを選ぶことが大切ですね。
≪学習塾に通う事によるメリット≫
〇勉強に自信が持てて前向きになれる
- 学校の復習はもちろん、予習として授業を先取りできることが多く、授業内容を事前に理解して学校の授業に臨める
その結果、お子様は学校の授業に自信を持って、楽しんで取り組めるようになるかもしれません。
私も小学校の高学年から学習塾へ通わせてもらっていました。
学校の先生とはまた違った教え方をしてくれる先生に出会うことによって、いろいろな勉強方法を知るいいキッカケになりました。
問題の解き方を何通りか知っていると、自分のわかりやすい解き方を選ぶことも出来ました。
また、他に何かいい解き方や覚え方はないかな…などと、自分なりに勉強法を考える習慣ができました。
結果、勉強に対して自信が持てるようになり、学校の授業にも積極的に取り組めるようになりました。
2位 英会話スクール
小学生の習い事で人気の学習編、第2位は「英会話スクール」です。
2020年から、小学校で英語教育がスタートしており、まさに大注目の習い事です。
子どもたちの将来に、必要不可欠になると言われている英語。授業でつまづいて苦手意識を持つ前に、英語教室で英語の楽しさを感じて学んでいってほしいですね!
≪英語教室に通う事によるメリット≫
〇英語脳が育てられる
- 言語は、脳が柔軟な小さな子供の頃の方が習得しやすい。
- リスニング力も小さな子供の頃の方が育ちやすい。
〇視野と可能性を広げる
- 英語を学ぶことで、様々な人種や文化に触れる機会が増える
多様な価値観を知ることは、大きな視野を持つことにつながり、お子様の可能性も広がりそうです。
私が通っていた英会話スクールでは、授業の終わりに海外のカードゲームやボードゲームを教えてもらったり、外国のお菓子をいただいたりしていました。
日本では珍しい外国の遊びやおやつを知ることができる機会は、小学生の私にとって刺激的で魅力的でした。
もっと知りたいという好奇心が自然に湧いてきて、楽しみながら学んでいたことが思い出されます。
また、イースターやハロウィン・クリスマスなどを体験することで、そのイベント本来の意味を知ることができ、英語だけはなく、外国の歴史や文化にも興味がわきました。
その頃の興味は高校生になっても続き、選択制の授業では世界史を学び勉強するということにつながりました。
3位 そろばん教室
小学生の習い事で人気の学習編、第3位は「そろばん教室」です。
そろばん教室に通うと、暗算が得意になるのはもちろんのこと、集中力も鍛えると言われており、安定して人気のある習い事です!
≪そろばんを習うことによるメリット≫
〇続けやすさ
月謝を安く設定している教室が多く、揃える道具も少ないため、費用が比較的安く続けやすい
〇右脳が鍛えられる
そろばんは右脳の活性化に効果があるといわれており、右脳が発達すると発想力・記憶力がよくすることにつながる
計算は左脳でおこなわれているので、「あれ?右脳?」と不思議に思われるかもしれません。
しかし、全国珠算教育連盟学術顧問の河野貴美子博士の研究により、そろばんを習うと右脳で計算していることがわかりました。
参考:そろばん学習(珠算式暗算)右脳の活性化に関与 | 公益社団法人全国珠算教育連盟
そろばんを習っていた友人が、「暗算は、頭の中でそろばんをイメージして計算してる。」と言っていたので、右脳を使って計算していることがよくわかります。
小学生の習い事!!アート編の人気ランキングは?!
楽器を演奏したり、作品で表現したり、日常ではなかなか味わえない体験をすることで、お子様の新たな才能を発見するキッカケにもなるのがアート系の習い事ですね。
また、アート系の習い事は、好きという気持ちがあれば、大人になっても趣味として付き合っていけるものが多いことも魅力の一つかもしれません。
それでは、一生モノの楽しみを身につけられるアート系のランキングをご紹介していきましょう!
1位 音楽教室
小学生の習い事人気のアート編、第1位は「音楽教室」です。
女の子に人気のピアノコースや、まずは音楽を楽しんで自分の好きなジャンルを見つけるコースなど、様々なコースが選べるのも楽しいですね。
≪音楽教室に通うことによるメリット≫
〇感受性豊かな心を育てられる
- リズム感を養える
- 音楽を感じて、曲から想像力を働かせ、演奏で表現して伝えるということを繰り返し、感受性豊かな心が育つ
〇忍耐力・集中力が身につく
- 上達のために、自分と向き合って努力する時間が長く、忍耐力が得られる
- 楽器は練習に頭を使って、細かい作業たくさんするので集中力が身につく
〇子供に合った授業スタイルが選べる
- お子様のペースで上達していきたい場合は個人授業がおすすめ
- みんなで楽しく演奏したいお子様にはグループレッスンがおすすめ
音楽教室は、お子様の習い事の候補として、一度は候補に挙がったことがあるのではないでしょうか。
無料で体験レッスン等を開催していることもあるので、まずは除きに行ってみるのもいいかもしれませんね。
2位 習字・書道教室
小学生の習い事で人気のアート編、第2位は「習字・書道教室」です。
習字を習うことで、得られるメリットもたくさんあるのでご紹介いたします。
≪習字や書道を習うことによるメリット≫
〇整った文字が書けるようになる
- 綺麗な文字が書けるようになる
〇集中力が養われる
- 一文字一文字の特徴や全体のバランスを見極めて書くという作業を繰り返すので、集中力が身につく
〇姿勢が良くなる
- 常に背筋を伸ばして文字を書くため、自然と正しい姿勢を身につけられる
〇様々な作法が身につく
- 講師の先生への挨拶、道具を綺麗に揃える、姿勢を正して書く、終わった後は片づける、などたくさんの作法が学べる
〇自信がつく
- 字が綺麗に書けるようになると、「字が綺麗!」と周りの人から褒められて自信が付く
- 人前で文字を書くことに、自信が持てるようになる
お子様自身で書く綺麗な文字が、お子様の更なる自信に繋がる武器になるかもしれませんね♪
私も今までの人生で、「習字をやっておけばよかった。」と思った瞬間が何回あったことか、数えきれません(笑)
最近はネットの時代で、いくら文字を書く機会が減ったといっても、人前で文字を書く機会はまだまだたくさんあります。
お子様が大きくなった時に、綺麗な文字を書ける大人になってほしいですね。
3位 絵画・造形教室
小学生の習い事で人気のアート編、第3位は「絵画・造形教室」です。
≪絵画、造形等を習うことによるメリット≫
〇豊かな感性が身につく
- 美術や芸術に興味がわき、作品を見る機会が増えることで、豊かな感性が磨かれる
〇表現力が養われる
- プロの先生に習うことで、より広い技術や感性に触れられる
- お子様に合わせた技術を学び、表現の幅が広がる
- 表現力が豊かになり、コミュニケーション力もアップする
「別に習わなくても、自由に絵を描いていればいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、絵画・造形教室に通うメリットは、「プロの先生に習うこと」です。
また表現力が豊かだと、自分の頭の中のことを周りの人に伝えやすくなるので、コミュニケーション力も伸ばせます。
〇論理的思考が身に付けられる
- 作品を作る時、できあがりをイメージして、順序良く工程を考えながら作るため、論理的思考が自然と鍛えられる
私には、絵画・造形教室に通っていた友人がいたのですが、その友達は「個性を大切にする」とても素敵な考え方の持ち主でした。
小学生の女の子といえば「お揃いがいい。」という考えを持つ同級生が多ですよね。
その環境の中でも、その友人は自分が好きなものを持っていましたし、人の個性を尊重していました。
その素敵な考え方は、やはり絵画・造形教室での、作品は人によって違うのが当たり前という環境でこそ身に付けられるものです。
みんなと違う作品は、むしろ発送が素晴らしいと評価されることもあります。
個性を尊重するという力は、大人になっても大切にしていきたい能力ですね。
小学生の習い事で人気急上昇しているのは?!
次は、流行りや世の中の移り変わりの中で、現在人気急上昇中の習い事をご紹介していきます!
今後は、これからご紹介する習い事が、小学生に定番の習い事になってくるかもしれませんよ?!
プログラミング教室
プログラミング教室は、「小学生が習いたい」「親が習わせたい」と、人気急上昇中の習い事でもあります。
2020年度から、小学校でプログラミングの授業が必修化されました。
新しく始まった取り組みに、あなたもお子様も不安を感ているかもしれませんね。
ではプログラミング教室に通うことによるメリットをご紹介していきます。
≪プログラミングを習うことによるメリット≫
〇プログラミング的思考を身に付けることが出来る。
- 学校で行われプログラミングの授業への、準備ができる
- プログラミング的思考を身に付けるだけでなく、ITにも強くなれる
- 実際に習っている人はまだ少ないので、得意になればお子様の大きな強みになる
プログラミング的思考とは、「ある目的を達成するために、順序立てて考え、論理的に結果を出していく力」です。
子どもたちが将来、様々な情報があふれる社会を生きていくうえで、重要な思考だといわれています。
プログラミング教室に通っていれば、プルグラミング的思考も、デジタル製品の取り扱い方も、お子様が苦手意識を持つ前に、ゲーム感覚で楽しく身に付けることができますよ♪
「小学生にはまだ必要ないんじゃない?」と思うかもしれませんが、教室に通っていれば、プログラミング的思考だけでなく、もちろんITにも強くなります。
ITを活用した企業が世界経済をけん引している今、IT の知識やスキルは、お子様の将来の可能性を大きく広げてくれるのではないでしょうか。
ドッジボール教室
私は正直、「え?ドッジボールって習い事になるの?」と思いましたが、確かに友人とドッジボールをして、仲が深まった思い出がいくつもあります。
ドッジボール教室が人気急上昇中の習い事になった理由は、休み時間や、体育で経験している子供が多く、スポーツが苦手なお子様にも身近で始めやすいところです。
≪ドッジボールを習うことによるメリット≫
〇動き続ける競技の為、基礎体力がつく
〇瞬発力や集中力も身につく
〇コミュニケーション力がつく
ドッジボールは瞬発的にチームで声をかけ合い、攻めたり、守ったりする競技なので、コミュニケーション力も養われます。
自分のチームが勝つためには、弱い子が狙われないように強い子が守ったりする必要も出てくるので、弱い子を守る優しい心や、守ってもらったという感謝の心も育ちそうですね。
小学生の習い事の費用の平均は?かけもちはしてる?
できるだけいろいろな習い事を経験させて、お子様の将来への可能性を広げてあげたいと、あなたも考えるかもしれません。
しかし、たくさんの習い事をするということは、費用がかかり家計への負担が大きくなったり、お子様の自由な時間が減ってストレスになったりして、続かないという結果になることも。
お子様の習い事を決めるうえで、費用やいくつ習うのかについては、重要なポイントです!
あなたとお子様が、安心して習い事を続けられるように、まずは費用をチェックしていきましょう!
ポイント1 小学生の習い事の平均費用はいくらくらい?
まずは、小学生の習い事に対して平均どれくらいの費用をかけているのか見てみましょう。
文部科学省の調査(2019年発表)によると、学校外活動費として年間これだけの費用が掛かっているということです。
年間の平均学校外活動費 公立小学校 |
---|
21万4,451円 |
年間の学校外活動費 私立小学校 |
---|
64万6,889円 |
これを月額に換算して具体的に見ていくと、こうなります。
月間の平均学校活動費 公立小学校 |
---|
約1万8,000円 |
月間の平均学校活動費 私立小学校 |
---|
約5万4,000円 |
あくまでも平均の金額ではありますが、結構習い事に費用が掛かっていることがわかりますね。
また、校外活動費として、習い事にかける費用の内訳もご紹介しておきます。
学校外活動費 内訳 | 公立 | 私立 |
---|---|---|
補習学習費 | 8万2,000円 | 34万8,000円 |
体験活動/ 地域活動費 | 4,000円 | 2万3,000円 |
芸術文化活動費 | 3万5,000円 | 9万6,000円 |
スポーツ/ レクリエーション活動費 | 5万5,000円 | 8万3,000円 |
教養費/その他 | 3万7,000円 | 9万7,000円 |
となっていて、公立・私立ともに補助学習費(学習塾の費用)が一番多くなっています。
学年別の補助学習費を見てみましょう。
学年 | 公立 | 私立 |
---|---|---|
1年 | 6万4,000円 | 22万円 |
2年 | 5万2,000円 | 18万7,000円 |
3年 | 6万3,000円 | 23万2,000円 |
4年 | 7万4,000円 | 34万3,000円 |
5年 | 10万9,000円 | 48万1,000円 |
6年 | 13万円 | 63万7,000円 |
となり、公立・私立ともに高学年になるにつれ、補助学習費が増えていきます。
私立の小学生は、低学年のうちから高い割合で学習塾へ通って、中学受験を目指すことが多いため、公立と比べると、補助学習費が多くなるようです。
次に、上記の人気ランキングの平均月謝と他にかかる費用をご紹介するので、習い事選びの参考にしてください。
小学生の習い事で人気のスポーツ編 1位「水泳教室」
平均月謝 | 5,000~8,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・水着 ・スイミングキャップ ・ゴーグル ・スクールバス利用費 |
- 選手育成コースになると月謝が上がる
- 受講する回数に応じて、費用は変わる
小学生の習い事で人気のスポーツ編 2位「体操教室」
平均月謝 | 3,000~6,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・保険加入費 ・体操着 ・シューズ |
- 受講する回数に応じて、費用は変わる
小学生の習い事で人気のスポーツ編 3位「団体スポーツ」
(例)サッカー教室
平均月謝 | 2,000~7,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・ボール ・練習着 ・ユニフォーム ・シューズ ・シンガード ・遠征費 ・合宿費 |
- 地域のスポーツ少年団 2,000~3,000円
- クラブチーム 5,000~7,000円
(例)野球教室
平均月謝 | 2,000~7,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・ボール ・バット ・練習着 ・ユニフォーム ・グローブ ・シューズ ・遠征費 ・合宿費 |
- 地域のスポーツ少年団 2,000~3,000円
- クラブチーム 5,000~7,000円
小学生の習い事で人気の学習編 1位「学習塾」
平均月謝 | 5,000~50,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・テキスト代 ・模試代 ・夏季・冬季講習費 ・施設使用料 |
- 学校の授業を定着させる目的の補習塾 5,000~20,000円
- 中学受験を目的とする進学塾 20,000~50,000円
- 受講する回数に応じて、費用は変わる
小学生の習い事で人気の学習編 2位「英会話スクール」
平均月謝 | 5,000~25,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・テキスト代 ・施設運営費 |
- マンツーマンレッスン 25,000円程度
- 少人数レッスン 10,000~15,000円
- グループレッスン 8,000~10,000円
- 受講する回数に応じて、費用は変わる
- ネイティブの先生だと、月謝が上がる
- 個人教室(月5,000円程度)と大手企業スクールでは月謝に違いがある
小学生の習い事で人気の学習編 3位「そろばん教室」
平均月謝 | 4,000~10,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・そろばん代 ・教材費 ・検定料 |
小学生の習い事で人気のアート編 1位「音楽教室」
(例)ピアノ教室
平均月謝 | 5,000~12,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・楽器購入費 ・テキスト代 ・発表会費 |
- 受講する回数に応じて、費用は変わる
- 個人教室(月5,000円程度)と大手企業スクールでは月謝に違いがある
小学生の習い事で人気のアート編 2位「習字・書道教室」
平均月謝 | 2,500~5,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・書道道具一式購入費 ・施設運営費 ・検定費 |
小学生の習い事で人気のアート編 3位「絵画・造形教室」
平均月謝 | 5,000~10,000円 |
月謝以外にかかる費用 | ・材料費 ・道具代 ・施設運営費 ・出展料 |
習い事を始めると、固定費として家計に上乗せされてくる月謝。
近くに教室がいくつかある場合は、しっかり比較したいですね。
ポイント2 月謝以外にかかる費用はどんなものがある?
習い事を始めると月謝以外にもたくさんの費用が必要になってきますので、どんなものがあるのかご紹介します。
≪入会金や年会費≫
まず初めにかかる費用によくあるのが、「入会金」や「年会費」です。
入会金は、入会金無料キャンペーンなどを設定している教室も多いのでこまめにチェックしましょう!
あわせて、兄弟割引やお友だちからのご紹介割引などがある場合は上手に利用したいですね♪
また、年会費には、設備費や保険料などが含まれている場合もあれば、別途請求される場合もあるので要確認です。
≪検定料や遠征費用、道具類≫
さらに月謝だけではなく、定期的に必要となってくる検定料や遠征費用などもチェックポイントです。
さらに、習い事によっては、道具をそろえる必要があるものもあります。
揃える道具によっては初期費用が大きいことや、習い事を続けていくことにより、消耗品の買い替え費用もかかってくることも、頭においておきたいですね。
こうして見ていくと、習い事には結構費用が掛かることがわかりました。
少し複雑な気持ちもわいてくるかもしれませんが、お子様の成長につながり、未来の可能性を広げてあげられると考えると応援してあげたいですね。
ポイント3 小学生は習い事をかけもちしているの?
ここまでたくさんのならいごとのメリットや、費用についてご紹介してきました。
あれも、これもうちの子に経験させてあげたいと思っているあなた、習い事はしっかりと考えて選ぶ必要があります。
あまりにたくさんの習い事を始めてしまうと、お子様の生活リズムが整わず、悪循環になってしまう可能性もあります。
小学生のひとつの習い事にかける月謝の相場は、5,000~10,000円。
上記の学校外活動費の平均月額で計算すると、小学生1人当たり平均2つの習い事をかけもちしていることになります。
1日の限られた時間の中で、習い事を掛け持ちするというのは、時間をうまく使わなければ、なかなか難しいことだと思います。
お友だちとの時間や、自分の時間、家族との時間も大切にして、楽しみながら習い事を頑張れるようにお子様をサポートしてあげたいですね。
小学生で習い事をするメリットと選び方のポイント
ここまでいろいろご紹介してきましたが、「そもそも小学生で習い事ってした方がいいの?」と疑問に思っているあなた。
実は、今や小学生の2人に1人が習い事をしているんです!!
なぜたくさんの小学生が習い事をしているのか、理由が気になりますよね。
その理由はもちろん、小学生から習い事をすることによってたくさんのメリットがあるからです!
これから小学生から習い事を始めると、どんなメリットがあるのかご紹介していきます。
小学生から習い事をするメリットとは??
小さなころから習い事を始めることが最近では増えてきていますね。
オリンピック選手なども、3歳や5歳からその競技を習い始めているという話をよく聞くことがありますね。
小学生から習い事を始めるとどんないいことがあるのでしょうか。
≪世界が広がる≫
習い事では、習い事の先生や、学校以外のお友だちなど、多くの人と関わることが増え、視野が広がります。
習い事でお友だちができると、おうちや学校以外の居場所もできます。
自分の居場所がたくさんあるということは、精神面での安定にもつながりますよね。
≪精神的な成長≫
昇級テストや検定をしている教室も多いので、「より上を目指して頑張ろう!」という向上心が芽生えます!
そして、習い事を経験してスキルを身につけたことや、昇級する達成感によって自信がつき、自己肯定感を高める事にも繋がります。
習い事は、精神面や能力での成長や、新しい視野を持つことで、お子様の世界が広がるなど、様々な場面でのメリットを期待できそうですね。
早速習い事を探してあげたい、そんな風にうきうきしているあなたに、これからあなたのお子様に合った習い事の選び方をご紹介いたします。
お子様に合った習い事の選び方はこれ!!
小学生の習い事を選ぶ要素として、人気の習い事、人気急上昇中の習い事、費用、かけもち数をお伝えしてきました。
しかし、お子様の性格に合わない習い事をさせてしまうと、習い事自体がストレスになり、長続きしなくてかえって自信をなくしてしまう可能性があります。
そうならない為にも、どんな習い事やどんな教室ががお子様に合っているかを、しっかりと選ぶことが大切です。
お子様の性格に合った習い事が見つかると、楽しみながらスキルも身につき、将来に繋がる自信が持てます。
いくらお子様がその習い事に興味があっても、教室の雰囲気や先生が合わなければ結局は続けられません。
つまり、教室や先生の雰囲気も、お子様が習い事を楽しんで続けられるかの重要ポイントであるということです!
習い事の種類はある程度調べたりすることで知ることが出来ますが、教室の雰囲気や、先生との相性は、やはり一度体験して感じてみるのが一番です!!
普段から気になる習い事をお子様とチェックしておき、無料体験会などが開催されている時を狙って、体験してみるのもいいですね。
いつでも気軽に無料体験できるような教室もあるので、気軽に参加して、お子様がここに行きたいと思える場所で習い事をスタートできるといいですね。
国内最大級の子どもの習い事検索サイト「コドモブースター」は、あなたのおうちの近くでの体験予約ができるので、おすすめです♪
気軽にいくつか参加して、あなたのお子様にぴったりの習い事を見つけてみましょう。
まとめ
- 小学生に人気の習い事で総合ランキングの第1位は水泳
- プログラミング教室は人気が急上昇している
- 小学生の習い事にかける費用は、月額約1万8,000円(公立)/約5万4,000円(私立)
- 習い事のかけもち数は小学生ひとり当たり約2つ
- お子様の性格に合った習い事選びのためにまずは体験を
- 習い事はお子様の体も心も鍛えられるのが魅力
たくさんの習い事をご紹介してきましたが、あなたのお子様にぴったりの習い事は見つかりましたか?!
習い事を通して、あなたのお子様の未来の可能性がもっと広く輝くものになるかもしれないと、思うとわくわくしますね。
習ってみたい習い事を見つけたら、是非無料体験等を利用して、お子様が続けられそうか親子で相談してみるのもいいですね。
費用や送り迎え等の様々な要素をクリアした、最高の習い事があなたのお子様に見つかって、あなたのお子様の未来がもっと輝きますように♪
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