Nクールとイオンはどう比較する?!その特徴と選び方のコツをご紹介　

暑くて寝苦しい季節は、接触冷感の寝具を試してみたい!

でもニトリNクールとイオンHOME COORDY COLD(イオンホームコーディコールド)のどちらを選んだらいいか迷っていませんか?

購入する前にそれぞれの特徴をしっかりと比較して、自分に合った品を選びたいと思いますよね。

冷たさはもちろん、素材や肌ざわりも大切ですしお値段も気になるところ。

そこで今回の記事では、ニトリNクールとイオンHOME COORDY COLDを比較して、迷っているあなたのお悩みを解決したいと思います!

初めて接触冷感寝具を使う場合はもちろん、すでにご使用されている方も買い替え時に役立つ情報もりだくさんの内容です。

ニトリNクールとイオンを徹底比較して、あなたのお好みを見つけてみましょう。

Nクールとイオンを比較!あなたのお好みはどのタイプ?

接触冷感寝具はいくつものメーカーから販売されていますが、代表的なものがニトリのNクールとイオンのHOME COORDY COLDです。

店舗も多くネット販売もあるので購入しやすいところもメリットですね。

まずはこれから、どの商品を選んだらいいのか、それぞれの特徴を比較してみましょう。

冷たさで選ぶなら素材に注目!ポリエチレン

「接触冷感」というだけあって、まずは冷たさを一番期待している方も多いと思います。

冷たさの感覚は人それぞれで環境にもよるので形にして比較は出来ませんが、寝具に使われている素材である程度の予測ができるんです。

下記の素材は、接触冷感の寝具によく使用されるものです。

• ナイロン
• ポリエステル
• ポリウレタン
• レーヨン
• ポリエチレン

このなかでも、冷たく感じやすい素材は「ポリエチレン」「ナイロン」「レーヨン」の三つ。

特に、ポリエチレンの割合が多いほど冷たい寝具といえるそうなんです。

代表的な寝具である敷きパッドで、NクールとHOME COORDY COLDの素材を比較してみましょう。

ポリエチレンだけでみるとイオンの方が多く使われているようですね。

※「NクールWSP」と「イオンアイスコールド」については、ポリエチレン＆ナイロンの複合繊維でしたので含有量の内訳までは不明です。

（複合繊維とは、2種類以上の素材を複合して作った繊維のこと）

複合繊維ではありますが、このように冷たく感じやすい素材の含有量で比較すると、イオンアイスコールドが一番冷たそうな結果でした。

しかし、冷たいだけで快適とは限らないのです!他の特徴も見ていきましょう。

冷たさ以外の機能も重要!その特徴とは?

接触冷感寝具は、冷たさだけでなく快適な使用感のためにさまざまな機能があります。

寝ている間にはたくさん汗をかくため寝具には湿気がたまりやすいものです。そのため、いやな臭いを抑えたり、放湿機能も大切です。

ニトリとイオンの機能を比較してみました。ちなみにNクールはランク3つとも機能は同じです。

機能に関しては、ニトリNクールシリーズのほうが多いと感じますね。

Nクールは、特に臭いに関しての機能が充実しているので、部屋干しが多かったり臭いが気になったりする場合にはこの多機能は嬉しいです。

価格も見逃せない!お財布事情に合うものは?

冷たさと機能のほか、家計の予算を考えると価格も選択ポイントのひとつですよね。

ニトリとイオンのシングルサイズ敷きパッドの価格を比較してみました、すべて税込み価格です。

冷たさを感じる素材の含有量はイオンのほうが多かったですが、それに比例するように価格もお高いことがわかりました。

それぞれ1,000円程度の差がありますね。イオンアイスコールドに関しては一枚で約5,000円もします。

一枚だけならまだいいけど、複数購入するとけっこうな金額になってしまうのね

もし家族全員分をまとめて複数購入する場合は、価格も重要なポイントになりそうです。

Nクールやイオンで人気の敷きパッド!種類や特徴とは

接触冷感寝具といえばなんといっても敷きパッド。身体全体が触れるので冷感を最も感じるアイテムです。

ニトリNクールとイオンHOME COORDY COLDの敷きパッドをそれぞれご紹介します。

表面の生地触感も違いが!Nクールシリーズ

引用：ニトリネット

Nクールシリーズは、3つのランクそれぞれ生地の編み方が異なるので触感が違っています。

・Nクール…ワッフル（表・裏さらさら）

・NクールSP…パイル（表もちもち・裏やわらかさらさら）

・NクールWSP…ニット（表さらもち・裏やさしいさらさら）

ワッフルの凹凸はハリがあるのでややかための印象です。パイルはループの短めなタオル地、ニットはふんわりやわらかい肌ざわりです。

べたつきが気になる方はワッフル、タオル地が好きな方はパイル、滑らかさがお好きならニットがおすすめです。

縫い目がしっかり!イオンホームコーディ

引用：イオンスタイルオンライン

こちらは、クールタイプの敷きパッドです。

イオンHOME COORDY COLDはアイスコールドのみリバーシブルではありません。裏面は滑り止めになっており、四隅ゴムなしのすっきりデザイン。

パッと広げて置くだけですぐに使えるのでお手軽ですし、ゴムが伸びたり引っかけたりする心配もないですね。

ズレずに使用できますし、リバーシブルにこだわらない場合はおすすめです。

コールドとアイスコールドは、キルティングの縫い目幅が狭くしっかりした縫製になっています。

素材の冷たさを表す数値?!Q-Maxとは?

先ほどポリエチレンの割合が多いほど冷たさを感じやすいとお伝えしましたが、数値化できる「最大熱吸収速度Q-Max値」というものがあります。

このQ-Max値は表示義務がないため各商品を数値で比較できませんが、素材のQ-Max値で冷たさの度合いをある程度知ることができます。

• ナイロン…約0.3
• レーヨン…約0.3
• ポリエチレン…約0.5

このように、この3つを多く使用している寝具は冷たいことになり、特にポリエチレンが重要なのです。

熱は、温度が高い場所から低いほうへ移動する性質があり、肌が生地に触れると身体の熱が奪われてひんやり感じる仕組みになっています。

そのため、このQ-Max値が多い素材で作られている寝具は冷たい触感になるようです。

Nクールとイオンのおすすめは?お気に入りを見つけよう

接触冷感の製品は寝具以外にもたくさんあります。汗をかきやすい季節は寝具以外も試してみたいですね。

ニトリとイオンそれぞれどんな商品があるのでしょうか?おすすめはこちらです。

家族が集まる!Nクールでひんやりリビング

リビングは家族が自然に集まる憩いの場所ですね。ソファカバーや小物がひんやりすると、もっと快適な時間が過ごせそうです。

ニトリのNクールシリーズはこんなおすすめ商品があります（価格は税込み）

リビングに冷たいラグをひいて、長座布団でリラックス。ソファカバーとクッションカバーのひんやり感で、ソファでお昼寝も出来そうですね。

暑くて外出を控えたいときは、おうちでひんやりと過ごせそうです。

もっと快眠するために!イオンホームコーディ

敷きパッドがあれば、肌掛け布団も欲しくなりますね。

イオンのおすすめはこちら。ひんやりするアイテムを増やして快眠を目指しましょう。

イオンの肌掛けふとんとタオルケットは両面使えるリバーシブルになっていますので、気温やお好みに合わせて使い分けが出来ます。

クッションは抱き枕代わりにして両足の間に挟むと肌同士のベタつきが緩和されますし、まくらパッドは頭と顔が冷たいと気持ち良さそうですね。

Nクール、HOME COORDY COLDそれぞれアイテムの種類も異なりますし、素材や価格など総合的に比較してあなたにピッタリな商品を見つけてください。

まとめ

• ニトリとイオンを比較して、冷たさで選ぶならポリエチレン素材の含有量の多いイオンがおすすめ
• 冷たさだけではなくその持続性や、吸放湿や抗菌などの機能も使用感に影響するので要チェック
• 一枚あたりの価格を比較するとNクールのほうがリーズナブル
• 敷きパッドは、HOME COORDY COLDはしっかりとした縫い目が特徴で、Nクールは3つのランクで編み方が異なり、あなた好みを見つけやすい
• 冷たさのヒミツQ-Max値とは、熱を移動させる「最大熱吸収速度」のこと
• NクールとHOME COORDY COLDの接触冷感製品は、敷きパッド以外にも掛け布団やラグなど種類が豊富にある

今回は、ニトリとイオンの接触冷感製品の代表である敷きパッドについて比較してみました。

それぞれの特徴がありましたが、どちらも暑い季節には活躍してくれそうですね。

接触冷感寝具を使うとエアコンの使用が少し減る可能性もあるので、暑い季節に買い替える場合はぜひ検討してみてください。

毎年どんどんバージョンアップしている接触冷感の技術。消費者の私たちにも環境にもメリットがありそうです。

この記事の内容で、あなたの快眠のお役立ちになったらうれしいです。