ツナを使ってお手軽に離乳食を準備したいけど、いつから使っていいんだろう…とお悩みのあなた!!
ツナを離乳食としていつから使えるかの目安は、離乳食中期にあたる7~8か月頃ごろからです。
「せっかく離乳食を作ったのに食べてくれない!!」なんてこともあったりして、可愛い赤ちゃんの為とはいえ毎日の離乳食づくりは大変です。
そんなあなたに、おうちにストックとして常備しているご家庭も多いツナを使った、お手軽離乳食をご紹介します。
どんなツナが離乳食におすすめなのか、いつからどのくらいの量を食べさせていいのか、使い方、保存方法、アレルギーについても情報盛りだくさんでお伝えします。
この記事を読んで、安心して便利なツナを離乳食に活用し、長いようであっという間の離乳食期間をもっとおいしく、楽しく過ごしましょう♪
離乳食のツナはいつから!?与える量や注意点とは⁈
ツナと言えば、大人のお料理にも大活躍♪サラダにのせたりツナマヨにしてパンやおにぎりにしたりしてもおいしいですよね。
そういう私もツナマヨおにぎりは大好物です(笑)
日持ちもするし、常温保存がきくので、あなたのキッチンの片隅に、きっと常備されているのではないでしょうか。
それではまず、そんな便利なツナはいつ頃から離乳食としてたべさせてOKなのか、ご紹介していきます。
離乳食にツナを食べさせる目安の時期はいつから⁈
ツナを離乳食として使う目安の時期はいつからなのか、それは生後7~8ヶ月頃の離乳食中期がおすすめの時期です。
うちの赤ちゃんはもう7ヶ月!!もういつからでもツナを離乳食に使えるのね♪
便利食のツナを早く離乳食に使いたい…あなたのその気持ちとってもわかります。
でもツナを食べさせるには、月齢などの目安だけでなく、あなたの赤ちゃんの離乳食の進み具合も重要です。
離乳食のお魚は食べさせる順番があり、白身→赤身→青魚の順で与えて、赤ちゃんに少しずつ馴れていってもらうことが大切です。
離乳食初期(5~6ヶ月頃) | 白身の魚:たい、たら など |
離乳食中期(7~8ヶ月頃) | 赤身の魚:まぐろ、かつお など |
離乳食後期(9ヶ月頃以降) | 青魚:さば、あじ など |
ツナは原材料がマグロやカツオからできており、赤身の魚です。
したがって、ツナは中期から離乳食にも使えるようにはなりますが、中期だからと言っていきなり食べさせるのはちょっと待ってください!!
まずは赤ちゃんが白身魚を食べることに慣れていることも重要です。
中期であってもまだ白身魚を食べさせたことが無い…というのであれば、まずは白身魚に慣れることから始めてください。
与えてOKな時期はあくまでも目安です。赤ちゃんの離乳食の進み具合に合わせてあげることが、とっても大切ですよ♪
離乳食でツナはどのくらいの量を食べさせたらいい?
「白身魚も食べなれたし、さあ離乳食にツナを取り入れてみよう♪」と思っても、初めての赤魚だしどのくらいの量から食べさせていいのかわかりませんよね。
離乳食で初めてツナを食べさせる時には、まずは「こども用スプーンひとさじ」から始めましょう。
赤ちゃんが食べ慣れたら、少しずつ量を増やしていきますよ♪
増やし方は下記の表の量を目安にして増やしてあげください。
離乳食中期(7~8ヶ月) | 約10~15g |
離乳食後期(9~11ヶ月) | 約15g |
離乳食中期(7~8ヶ月) | 10~15g |
上の表は、一度の食事で与えるツナの目安量です。赤ちゃんによって離乳食のす進み具合やからだの成長も個人差があるので、あなたの赤ちゃんに合わせて量は加減するようにしてくださいね。
ツナはそのまま食べられる便利な食品ですが、離乳食に使用する場合は加熱したほうがさらに安心です。
サッと湯通ししてやわらかくするだけでツナもほぐしやすくなるので、食べやすい大きさに出来ます。
赤ちゃんの離乳食は味よりも食べやすさが重要なので、ツナのパサつきをカバーするためとろみをつけたり、スープやおかゆなどの汁物に加えると食べやすくなりますよ。
初めての食材は、食べてくれるのかドキドキしますよね。一口食べたらベーッと口から出されてしまう経験を私もたくさんしました。
赤ちゃんは正直で表情も豊か。そのリアクションにショックをうけたり笑ったり、てんやわんやしていた記憶もあります。
食べてくれないときは、日にちをあけて調理法や味付けを変えてみると成功することもありますよ。
ツナは栄養価も高くコスパもよくて便利なので、赤ちゃんが好きになってくれるとうれしいですね。
離乳食のツナのおすすめは⁈選び方・使い方・保存方法を解説!!
いざツナを買いにいくと、「スーパーにはたくさんの種類があるし、どのツナを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。
そんなあなたのために、まずは離乳食に使うツナの選び方のおすすめをご紹介いたします♪
合わせて、余ったツナの保存方法や、初めて与える時の注意点についても解説いたします!!
離乳食に使うツナはどんなものがおすすめ?!
一言で「ツナ」といっても、様々な種類があることをご存じでしょうか?
原材料の魚はまぐろだけでなくかつおが使われているものもあり、どちらも赤魚です。
離乳食に使うツナは、「ノンオイル」かつ「食塩無添加」の「水煮タイプ」を選ぶこと、原材料の表示を確認することが大事なポイント。
食塩不使用の水煮のツナであれば、たんぱく質やDHAなどが含まれていて、栄養満点なので、ぜひ汁ごと離乳食につかいましょう。
また、購入時には原材料の表示をしっかりチェックすることも大事です。
ツナは意外とマグロやカツオ、塩分や油分以外にも、野菜エキスとか、トマトエキスなどが入っている場合があります。
もしかすると、あなたの赤ちゃんがまだ離乳食として食べたことが無いような食材や成分が含まれている可能性もあります。
購入時には、しっかりと原材料表示のチェックをし、赤ちゃんにとって安全なものを選んであげましょう。
商品としておすすめなのは以下の2商品です。
- INABA 「ライトツナフレーク 食塩無添加オイル無添加」
食塩無添加で、化学調味料不使用という事なので、赤ちゃんの離乳食としても安心しですね♪ - はごろもフーズ 「まぐろと天然水だけのシーチキン純」
オイルや食塩を使用していないため、そのまま加熱して離乳食に使うことが出来ます。また、食品添加物もフリーで、安心しですね♪細かいフレーク状になっているのも、使いやすいですね♪
上記商品が見つからない場合でも、オイルと食塩が入っていないものを探し、なければ次でご紹介する油抜き、塩抜きなどの対策をしっかりと行えば大丈夫です。
ツナを離乳食に使う時の下処理方法とは?!
もしご自宅にストックしてあるツナが、オイル漬けや食塩使用であれば、離乳食用に購入するのがおすすめです。
ツナ缶のストックを見たら、オイル付だった…スーパーにいいツナが無いか探しに行ってみよう♪
しかし、スーパーに買いに行ったけど「水煮のツナはあるけど、食塩無添加は売ってなかった!」といこともあり得ます。
そんな場合は、ちょっとひと手間加えて、塩抜きをして使うこともできます。
≪食塩の入ったツナを塩抜きする方法≫
- ザルにあけ熱湯をまわしかける
- 鍋でお湯を沸かし、1分ほどさっと茹でて塩抜きをする
月齢が低いなら、鍋でしっかり茹でて塩抜きをしましょう。
月齢が上がっていくごとに、ザルで湯通しをする簡単な方法に変えていきます。
一番大事な事は、あなたの赤赤ちゃんの発達に合わせて、下処理の方法を変えていくことです。
≪オイルの入ったツナを油抜きする方法≫
- ザルにあけ熱湯をまわしかけてる
- 鍋でお湯を沸かし、1分ほどさっと茹でて油抜きをする
ツナを使った離乳食を始めたばかりの頃はしっかりと鍋でゆでて油抜きをし、だんだん慣れて幼児期に近づいてきたら、ザルで簡単に湯通しする方法に変えていくといいですね♪
塩抜きも油抜きも2通りの方法で、離乳食に使える状態のツナにできるので、もし離乳食にぴったりのツナが無い場合でも大丈夫ですね。
しかし、塩抜き・油抜きをしたとしても、多少の塩分・油分は残ってしまい、手間もかかるので、ノンオイルの無添加ツナを見つけたら購入しておくといいですね♪
オイル漬けのツナは、まだ未熟な赤ちゃんの胃腸に負担がかかるので、1歳ごろまでは、できるだけ使わない方が安心です。(もし使う時はしっかりと塩抜き、油抜きすることを忘れずに!)
ノンオイル 食塩無添加 | ノンオイル 食塩使用 | オイル漬け | |
7~8ヶ月 | 〇 そのままでも可 | △ 塩抜きする | × |
9~11ヶ月 | 〇 そのままでも可 | △ 塩抜きする | × |
12~18ヶ月 | 〇 そのままでも可 | 〇 塩抜きする | △ 油抜きする |
もしノンオイルで食塩無添加のツナの場合でも、離乳食の基本は加熱です。
また、加熱することで柔らかくなったりして食べやすくもなりますので、ひと手間必要ですが、加熱した安心な離乳食を赤ちゃんに食べさせてあげてくださいね。♪
離乳食でツナが余った時は冷蔵と冷凍で保存可能
大人用の料理ではツナは使い切ってしまうことが多いため、残りを保存したという経験がないかもしれません。
しかし、1食分の離乳食に使うツナは少量なので、どうしても残ってしまいますよね。
残ってしまったツナをできれば保存して使いたいけど、どうやって保存したらいいのか、冷凍しても大丈夫なのかなど気になるところです。
そんなあなたにツナの保存方法についてご紹介いたしますね♪
まずツナ缶を開封した時は、缶の開口部や内側からだんだん劣化していくので、必ずすぐに他の容器に入れ替えましょう。
ついつい、ツナ缶の場合は缶のままラップしてしまいたいところですが、離乳食にかかわらず、食材を缶のままで保存するのは食材が傷んでしまうのでやめておきましょう。
≪冷蔵保存をする場合≫
ツナにラップを密着させてから容器のフタをすると乾燥や酸化を防いで保存できます。
2日ほど冷蔵保存が可能ですが、保存したものは、なるべく大人が食べたほうが安心です。
もし離乳食で赤ちゃんに与える場合は、しっかりと加熱してから与えるようにしましょう。
≪冷凍保存をする場合≫
容器で小分けするか、ジップロックなどで密閉して保存できます。
冷凍する場合、ツナはそのままでも調理してからでも大丈夫ですが、冷凍保存後は2週間以内に食べ切るようにしましょう。
一度解凍したものは加熱後すぐに使い切るようにしてください。
冷蔵、冷凍どちらの場合も、水煮の食塩不使用のツナであれば、ツナの汁ごと入れて保存したほうが風味が保たれて栄養も残ります。
保存するほどでもないごく少量が残ったときは、おとなのお味噌汁にインしちゃうのもおすすめです。
冷蔵保存も冷凍保存も可能な便利なツナですが、離乳食にはなるべく開封したばかりのツナを使う方が、味も風味も安全面でもおすすめです♪
初めてのツナを離乳食で与える時の注意点は?
離乳食でいろいろな食材を食べられるようになるのはうれしいけど、もしツナでアレルギーがあったらどうしよう…と少し不安になりますよね。
もし…ツナを食べさせて、アレルギーがでたらどうしよう…。どうやったら安心して食べさせられるかな?!
ツナに限らず言えることですが、離乳食で初めての食材を食べさせたあとは、赤ちゃんの様子を注意してみるようにしましょう。
万が一、赤ちゃんの様子に変化があった場合にそなえて、かかりつけ医の診療時間をチェックしたうえで、医療機関の開いている平日の午前中に食べさせると安心です。
また、初めての食材を食べさせる時にチェックしておいてほしいポイントについてご紹介しておきます。
≪医療機関に受診するときはに注意しておくポイント≫
- 何を食べたか
- どのくらいの量食べたか
- 何時ごろに食べたか
- 便の状態はどうか
- 嘔吐や発熱などはしていないか
- 体全体を見て湿疹等出ていないか
上記のポイントをチェックしておくと、受診時にスムーズです。
私も子どもの食物アレルギーは不安で、ツナのようにたんぱく質を初めて食べさせるときはドキドキしました。
でも、なにかあっても病院があいてるから大丈夫!と思えば少し気が楽になりました。
あまり心配しすぎず、いろいろな離乳食を食べさせてあげて、赤ちゃんの食の世界をどんどん広げてあげましょう♪
離乳食でツナを使った簡単レシピでおいしく栄養も!!
ハイハイやお座り、つかまり立ちなどが始まると、行動範囲が広がり赤ちゃんから目が離せなくなりますね。
ママを追いかけてトイレまでついてきたり、ママの姿が見えなくなると泣いてしまうことも。
こんな時、レシピとにらめっこしながら離乳食をつくるのは本当に大変です。
そんなあなたに、レシピがなくてもオリジナルで簡単に作れるツナを使った離乳食をご紹介します♪
レシピなしでも作れる簡単離乳食をご紹介♪
レシピなしで簡単⁈そんな簡単にできる離乳食があるんだ!!
まずは、離乳食の食材の準備に関してですが、これはズバリ、大人の料理からのとりわけがおすすめです。
お味噌汁やスープなど茹でる料理を作る時は、離乳食を取り分ける絶好のチャンス♪朝食食に食べる食パンも離乳食つかえますよ!!
茹で料理をする時は、あらかじめ多めの食材を準備し、茹でて味付け前に取り分けるだけで、あっという間に離乳食用の食材が準備できます!!
朝食では、食パンの耳以外の柔らかい部分を残しておきます。
残ったパンの耳部分はそのまま食べてもいいですし、耳だけ集めてアルミホイルの上に並べ、バターをのせて、お砂糖を振りかけて、トースターでカリッと焼くとおいしいラスクも作ることが出来ますよ♪
それでは、これから離乳食用に取り分けた食材を、それぞれに合った調理法で離乳食にするアイデアをご紹介しますね♪
≪野菜のスープ≫
材料:ほうれん草、キャベツ、白菜、大根など
①野菜は月齢にあった大きさや固さにしてからツナを汁ごと加える
②だしやスープで味付けし、片栗粉でとろみをつけて完成
≪手づかみお焼き≫
材料:じゃがいも、カボチャ、さつまいもなど
①柔らかく茹でたあと、つぶしてからツナと塩を加える
②月齢に合わせてて食べやすい大きさに丸めてこんがり焼いて完成
※焼くときはくっつかないホイルがあると便利です。丸めにくいときは片栗粉を入れる丸めやすくなります。
≪ミルクパンがゆ≫
材料:食パンのやわらかい部分、粉ミルク
①食パンの耳以外を小さくちぎる
②ツナと粉ミルクを加えて柔らかく煮たら完成
ご紹介した3つの離乳食であれば、レシピを見なくても簡単につくれそうですね。
もっと簡単にツナを使いたいというあなたには、市販のベビーフードにツナをトッピングするだけでも栄養価アップ♪
おかゆやスープに加えると、うまみが増しておいしくなるので、一石二鳥の離乳食になりますよ。
まとめ
- 離乳食にツナがつかえるのは離乳食中期の生後7~8ヶ月頃が目安
- ツナはノンオイル食塩無添加を選ぶのがおすすめ
- 初めてツナを与える時は、アレルギーにも対応できるよう医療機関が開いている時間に食べさせる
- ツナは冷蔵なら2日、冷凍なら2週間保存可能
- 大人のとりわけ等で離乳食食材を準備すると簡単
- ツナを離乳食に追加するだけで栄養価アップ
ツナを離乳食に使えるはいつからかの答えは、離乳食中期の7~8か月頃が目安です。
あなたの赤ちゃんの離乳食の進み具合によっては、まだ食べられない可能性もあるので、しっかりと赤ちゃんに合わせて、いつから食べられるのかをあなたが判断してあげることが大切です。
ツナは簡単に使えて、おいしく栄養もあるので、離乳食を作るあなたにとっては強い味方となってくれるでしょう。
手間をかけて、栄養面も考えながらつくる愛情を込めた離乳食。
様々な不安を抱える事もあり、大変ではありますが、赤ちゃんはいつからか、あっという間になんでも食べられるように成長していくので大丈夫です。
大変な今だからこそ、うまく手抜きをして、今しかない赤ちゃんとの離乳食期間をあなたと赤ちゃんがもっと楽しんで過ごせますように♪
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