妊娠中の赤ちゃんの聴力(胎児)の成長

赤ちゃんの耳は、器官としては妊娠5~6週に入った頃にはもう、耳のもととなる穴ができます。

ほとんどのお母さんが、まだ妊娠に気づかないころですが、脳の形成が始まっているのとあわせて、お腹の中では耳をつくる準備が始まっています。

しかし、耳が耳としての機能を備える(聞こえるようになる)には、耳を通して入ってきた刺激を音として伝える聴神経ができ上がり、さらにそれが、脳と結ばれることが必要で、もうしばらくかかります。

その機能ができあがるのが妊娠20~21週ごろ。

24週ごろには、聴覚器官がいちおう完成します。

いちおう、と書いたのは、音を聞くというのにはいろいろな意味があって、たとえば音の方向が分かるとか、多くの音の中から自分に関係する音を聞き分けるとか、音の種類や意味が分かるとか、音を聞くという能力に含まれるからです。

これらの多くは、生まれてから少しずつ備わっていく能力になります。
では、お腹の中の赤ちゃんは、どんな音をどのように聞いているのでしょうか?
お腹の赤ちゃんは20~21週ごろから、お母さんの心臓の音や血液が流れる音、食べ物が消化器官を通る音など…
からだの中の音を聞いています。
もちろん、お母さんの声も聞こえています。
24週ぐらいになり聴覚機能がいちおう完成するころには、外の世界のさまざまな音が赤ちゃんの耳に届くようになります。
お母さんが聞こえている音は、お腹の中の赤ちゃんに届いているんだということを、意識して生活するのは、とても良いことだと思います。
だからといって、
いつも穏やかでここちよい音ばかりの生活を…といっているわけではありません。
妊娠中の生活は、体調の変化やホルモンバランスの変化、生活の変化などが続き、ストレスも感じるでしょうし、泣きたいことも、怒りたいこともあると思います。
そんなことも含めて、全体として穏やかに過ごせればいいと思います。
夫婦で言い争いをしてしまいそうになったときに、「おなかの赤ちゃんが聞いているから、やめようよ。ちゃんと話そう」 と、そんなふうに軌道修正できたら素敵ですね。

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