つかまり立ちを始めた赤ちゃんに、そろそろ手押し車を使わせたいと思っているあなた。
手押し車が赤ちゃんの発達によくないと耳にして、使わせていいものなのか迷っていませんか?
手押し車は、赤ちゃんに歩くことの楽しさを教えてくれるおもちゃのひとつです。
ただ、長時間の使用はおすすめされていないので注意が必要です!!
自分で歩くために必要な力が身につかなくなることから、手押し車はよくないと言われてしまっているんです。
この記事では、手押し車がよくないと言われている理由を解説していきます。そして、手押し車のデメリットについてもお話ししていきます。
おすすめの手押し車もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね♪
なぜ手押し車が赤ちゃんによくないといわれているの?
赤ちゃんに、手押し車を使用してはいけないというわけではないので安心してください。
手押し車は、正しい使い方をしないと赤ちゃんの発達によくない影響を与えてしまうということなんです。
では、手押し車のどういった使い方が、赤ちゃんの発達によくない影響を与えるのかお話していきますね。
無理に歩かせてしまうと赤ちゃんの体に負担が⁈
赤ちゃんが手押し車でよちよちと頑張って歩く姿、想像しただけでもかわいいですよね♪
手押し車は、だいたい生後8ヶ月ごろからの使用開始が良いといわれています。
それはなぜなのかというと、赤ちゃんは歩くまでの間に、少しづつ段階を踏んで成長をしていきます。
個人差はありますが、簡単に赤ちゃんの成長の過程を説明していきますね。
生後5ヶ月 | 寝返りができるようになる |
生後6ヶ月 | 手をついてお座りができるようになる |
生後7ヶ月 | 手を使わなくてもお座りができるようになる |
生後8ヶ月 | ハイハイ・支えたら立つことができるようになる |
生後9ヶ月 | つかまり立ちができるようになる |
生後10ヶ月 | 伝い歩きができるようになる |
生後11ヶ月 | 支えなくても自分で立てるようになる |
生後12ヶ月 | しっかり立つことができ、1〜2歩自分で歩けるようになる |
生後8ヶ月以前では、赤ちゃんが立つことへの準備ができていない状態です。立つことへの準備が整うと自然と壁を使って立って見せたりと合図をだします。
この合図が、手押し車を使用していい合図になると考えていいと思います。
準備のできていない赤ちゃんに手押し車を使って無理に歩かせてしまうことは、赤ちゃんの身体に大きな負担がかかってしまいます。
赤ちゃんは、身体が十分成長していくと次のステップへと進んでいくので、焦らず赤ちゃんの成長を見ながら手押し車を使用しましょう。
そうすることで、赤ちゃんの発育の影響は少なくなってきます。
手押し車に頼るとバランス感覚が身につかない?!
赤ちゃんは全身の筋肉を使ってハイハイをします。ハイハイをすることで足や体幹の筋力が育っていくんです。
筋力が育って立つことができるようにはなりますが、一歩づつ歩みを進めていくためにはバランスを取りながら歩くことが重要になってきます。
歩き始めの赤ちゃんは、手を使ってバランスをとりながら歩きますよね。
赤ちゃんは、手を上下に動かしてみたり、壁に手をついたりなどを繰り返して歩きながらバランス感覚を掴んでいきます。
バランス感覚を養う大切な時期に、手押し車に頼ってしまうことで、バランス感覚が身につきにくくなり、赤ちゃんの発達によくない影響を及ぼします。
歩く姿勢に変な癖がついてしまう可能性もある
手押し車を押して歩く姿勢は前傾姿勢になってしまい、背筋がまっすぐにならずに猫背になりがちです。
その姿勢ではつま先側に体重が乗ってしまい、自立して歩く姿勢とバランスの取り方が異なってしまいます。
手押し車を長時間使わせてしまうと、自分で歩くときの重心のかけ方に変な癖がついてしまうので、自分で歩き始めるまでは、長時間の使用をやめておきましょう。
使用時間についてですが、1回につき20分以内、1日にすると2時間以内に抑えるようにしてあげるとベストです。
手押し車を赤ちゃんに購入する前にデメリットをチェック!!
手押し車は、つかまり立ちを始めた赤ちゃんに歩くことのきっかけを作ってくれたり、たくさん歩くことの楽しさを教えてくれるおもちゃです!!
その手押し車には、赤ちゃんの発育以外にもデメリットがあるんです。
購入する前にデメリットをチェックして参考にしてみてください。
このデメリットを知って対策しておくことで、赤ちゃんに手押し車を思う存分使わせてあげられますよ♪
手押し車のタイヤの音が響き騒音になることも
一軒家に住んでいるなら問題にはならないと思いますが、集合住宅の場合は手押し車のタイヤの音が他の階の人響き騒音となることがあります。
手押し車のタイヤの多くは、木製やプラスチック製のものが多いのでゴロゴロという音が響きやすいです。
対策としては、タイヤがゴム製のものを選んだり、防音マットやジョイントマットを敷くことをおすすめします!!
手押し車を使用する時間帯に気を付けてみることも大事ですね。
バランスを崩して転倒や衝突などの危険あり!!
自由に歩けない赤ちゃんにとって、手押し車で自由に動けることはとても楽しく、どんどん赤ちゃんの行動範囲は広がっていきます。
バランスを上手にとって歩けない赤ちゃんは、スピードが出て壁に衝突したり、手押し車を押しながら転倒することがあります。
また、大人では大したことない低い段差でも転倒し思わぬ怪我につながってしまいます。
絶対に手押し車を押している赤ちゃんからは目を離さないようにしましょう!!
手押し車が軽すぎる場合も、スピードが出過ぎて壁へ衝突するの危険や、赤ちゃんが体重をかけただけで転倒につながることがあります。
手押し車に、ある程度の重さがあることで、赤ちゃんが手押し車で歩くときにバランスが取りやすくなりますよ。
手押し車に限ってではないですが、子供用のおもちゃを選ぶときは、「STマーク」のついている製品を選ぶことをおすすめします!!
「STマーク」ってよく耳にするけど、どんな物のことを言うの?
「STマーク」とは、子供が使う製品についているマークのことで、厳しい安全基準をクリアした商品についています。
対象年齢が低い「STマーク」付きのおもちゃには、喉に詰まらせない大きさであることや部品が外れにくい、尖った部分がないなどの安全性が配慮されています。
手押し車には広いスペースの確保か必要
手押し車は大きなおもちゃなので、手押し車を押して遊べるスペースや収納場所が必要になります。
部屋の広さによっては、遊ぶことも難しいこともあります。
収納場所も頭を悩ませるところです。集合住宅だとなおのことですね。
部屋が狭くなってしまうと他のおもちゃが置けなくなることもあります。
おもちゃを収納することもできる手押し車や、別の遊びもできるものがあるので検討してみるのもいいと思います。
手押し車の中で赤ちゃんにおすすめなものをご紹介!!
手押し車と言っても、いろいろな種類があるんです。
その中で、この手押し車は赤ちゃんにおすすめ!!というものをご紹介していきます。
どうして、この手押し車をおすすめしたのかも説明していきますね♪
赤ちゃんに手押し車を使って遊ばせるメリット
好奇心旺盛な赤ちゃんは、ハイハイでいろいろなところに行きますよね。
手押し車を使うことで、いつもより高い景色が見え赤ちゃんの好奇心をどんどん満たしてくれます。
そうすることで、歩くことは楽しいことだと実感し「自分で歩きたい!」という気持ちを芽生えさせてくれます。
赤ちゃんは手押し車で遊ぶ時、立ったりしゃがんだりとスクワットのような動作を自然と行います。
この動作は足や腰の筋力や体幹を鍛えるので、安定して立つことができるになっていきますよ。
そのほか、手押し車には知育玩具がついていたり、乗って遊ぶことができたりするものもあるので、長く遊べることもメリットになりますね♪
赤ちゃんの手押し車の木製とプラスチック製の違い
赤ちゃん用手押し車には、おもちゃとしても遊べるものや、インテリアとしてお部屋においてもおしゃれなものなど、いろいろな種類のものがたくさんあるんです。
大きく分けて、赤ちゃんの手押し車は、木製とプラスチック製があります。
どちらも、メリット・デメリットがありますので、目的に合わせて購入を考えてみるといいですね!!
《木製の手押し車は歩く練習をしたい赤ちゃんにおすすめ》
天然の素材の温かみのある、シンプルなデザインでおしゃれなものが多いです。
メリットとしては、赤ちゃんの手に馴染みやすく、手押し車のみの役割を持つものが特徴です。
重みがあるので、赤ちゃんの転倒を防ぐことができます。
デメリットは、タイヤも木でできているので、フローリングなどの上で使用した場合は音が響くので、工夫か必要になります。
《プラスチック製は知育や遊びも楽しみたい赤ちゃんにおすすめ》
乗り物になったり、知育のおもちゃがついていたり、遊ぶことができるものが多いです。
メリットとしては、伝い歩きができる前の赤ちゃんから、一人歩きができるようになった赤ちゃんも長く使うことができるのが特徴です。
赤ちゃんの大好きなキャラクターを使用したものが多く、楽しみながら歩く練習ができます。
デメリットは、脚の可動域が狭くなっているものが多く歩きにくい作りが多いようです。
優しい木の温もりが魅力の手押し車のおすすめ♪
《シンセーインターナショナルのおしぐるま》
手押し車での衝突で壁や家具へのダメージが気になる方におすすめ!!
前面にクッションバンパーがついているので、衝突した時の家具や壁へのダメージが軽減できます。
組み立てがネジを4本止めるだけなので、1人で簡単にできて助かりますよね!!
転倒防止のストッパーがついていて、バック防止機能もついているので、転倒を防げられます。
おしゃれなデザインなので、お部屋にそのままおいても可愛いですよね♪
《アイムトイウォーカー&ライドカウ》
どんどん増えていくおもちゃを収納できる手押し車をお探しの方におすすめ!!
うしのモチーフが、ほのぼのとした表情の手押し車になっていて可愛らしいですよね♪
座ることもできて、蹴ることで脚を鍛えることができるんですよ。
座面が開くので、中におもちゃを収納することができるので楽しく片付けの練習ができますよね。
《アイムトイ/ベビーファーストウォーカー》
手押し車を押すだけではなく、指先知育を盛り込んだ手押し車を探している方におすすめ!!
たくさんの指先知育がついているので、飽きずに長い期間使用することができます。
ゴム製のタイヤは床を傷つけにくく、騒音の心配もなくなります♪
ハンドルが後輪よりも前にあるので、押す力が前方にかかるので、前輪が浮いて転倒してしまうことを防ぎます。
人気のキャラクターが可愛い手押し車のおすすめ♪
《それいけ!アンパンマン/アンパンマンよくばりすくすくウォーカー》
まだ、歩けない赤ちゃんでも楽しめる手遊び用のおもちゃ付きで、長く遊べる手押し車がおすすめ!!
4種類のアンパンマンのおしゃべりやメロディが入っていて、5種類のゆかいな音がついたボードが取り外し可能なので、外出時にも持って歩けますね♪
赤ちゃんの手押し車使用時に、スピードが出すぎないようにタイヤにスピード調整機能もついています。
《それいけ!アンパンマン/よくばりビジーカー押し棒+ガード付き》
成長に合わせて組み立ていろいろ、おもちゃもついている手押し車がおすすめ♪
ハンドルのボタンは、アンパンマンのお話している声や、メロディ、クラクション、ウインカー音がなります。
ガードと押し棒をつけて大人が押してあげたり、ステップが出し入れ可能なので足こぎ乗用などとして長く使えるのが特徴です。
正面の大きなアンパンマンのついているボンネットや座席は、開けることができておもちゃの収納もできるんですよ♪
知人のお子さんもこのアンパンマンの手押し車を持っていて、押しながらよちよち歩いたり、座って足でこいだりする姿がとても可愛かったと言っていました。
幼稚園児になった今でも、座席の下やボンネットの中におもちゃを入れてお友達と公園に遊びに行くそうで、赤ちゃんの頃からの相棒になっていると言っていました♪
《Disneyくまのプーさん/くまのプーさんおしゃべりウォーカーライダー》
くまのプーさんが歩く赤ちゃんを応援してくれる手押し車がおすすめ!!
ウォーカー&ライダーの2WAYタイプ。荷台に、大好きなおもちゃを入れて歩くのもかわいいですね♪
なんといっても、一生懸命歩く赤ちゃんをプーさんの声で応援してくれる!!
大きくなったら、乗って足漕ぎできる車として使用することができるんですよ。
よちよち歩きでも安心のブレーキ機能があり、ライダーモードのみハンドルが切れる安全にも考慮してあります。
まとめ
- 手押し車は、8ヶ月ぐらい(つかまり立ちができる)を目安に使用する
- 手押し車の長時間の使用は注意が必要!!
- 手押し車の使用時間は、1回につき20分程度、1日で2時間以内に抑えると良い
- 手押し車のデメリットは、騒音・転倒や衝突・広いスペースが必要である
- 手押し車は、赤ちゃんの好奇心を満たし、自分で歩きたい!!という気持ちを高めてくれる
- 手押し車は、木製とプラスチック製があり、どちらもメリット・デメリットがある
手押し車が赤ちゃんの発達によくないと言われている理由についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
手押し車は発達によくないと聞いて、使ってはいけないものだと勘違いしないでくださいね。
赤ちゃんの成長に合わせて短時間の使用を心がけてあげることで、発達によくないと言われていることを防げます。
手押し車を使って、好奇心旺盛な赤ちゃんは自分の世界をグッと広げていきます。
そして、赤ちゃんに「自分で歩きたい!!」という気持ちを芽生えさせてくれるんです!!
手押し車を上手に利用して、あなたと赤ちゃんにとって楽しい時間でありますように♪
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