離乳食もそれなりに進み、そろそろ赤ちゃんにロールパンを試してみたいけれど、どんなパンを選んだらいいのかな…とお悩みのあなた。
世の中には様々な種類のロールパンがあり、その情報も数多く存在します。
その為、一体どれが良い物・避けたほうがいい物なのかよくわからなくなりますよね。
できることなら「これがおすすめのロールパンです!!」「赤ちゃんにも安全です!!」とはっきりとした答えが欲しいものです。
そこで今回は、そのまま食べてもアレンジしてもOKな、離乳食時期の赤ちゃんにおすすめできるロールパンについてご紹介したいと思います。
材料少なく調理工程が超ラクチンな、おすすめの離乳食レシピについてもご紹介させていただきます。
この記事を読めば、疑問や不安を解消してロールパンを食べさせてあげることができますよ!!
後ほど詳しくご紹介しますが、離乳食に断トツでおすすめなのが、パスコの「超熟ロール」です!!
イーストフードや乳化剤などの食品添加物を使用せずに作られたパンなので、赤ちゃんに安心して食べさせることができますよ。
スーパーで売られている市販商品なので簡単に手に入る、という点も、とても嬉しいポイントですよね♪
離乳食でロールパンデビュー!!おすすめの市販商品は?
離乳食で初めてロールパンをあげたいんだけど、どんなパンがいいのかしら…
お店で普通に売っているパンでも大丈夫?
ロールパンは手づかみしやすく、赤ちゃんの離乳食としてもよく食べられています。
ですが離乳食として初めて赤ちゃんに食べさせる、となると、まずは「安全であること」が第一の条件としてあげられますよね。
そして、できればなるべくスーパーで簡単に手に入るような普段使いがしやすいパンだと、いろんな意味で助かりますよね♪
(いくら安心安全でも、なかなか手に入らないような希少なパンやお高いパンだと離乳食にはなかなか使いにくいです…)
そこで、ロールパンデビューのあなたの赤ちゃんにもおすすめな市販のロールパンをご紹介します!!
スーパーで簡単に手に入る!!おすすめロールパンはPasco!!
先ほども触れましたが、「離乳食に使うロールパン」となると安心や安全はもちろんの事なのですが、手に入れやすいかどうかも大切なポイントですよね。
いくら体に良くても、苦労して手に入れたパンで離乳食を準備し、それを「いらな~い」されてしまったら…考えただけでも泣けてしまいます…。
そこで今回は、以下の二つの観点から調査してみました。
- スーパーで簡単に手に入り、お手軽に購入できること
- メーカーがはっきりと「食の安全への取り組み」について明言していること
これに、様々なユーザーの口コミなども判断材料に加えたところ、おすすめのロールパンはPascoの次の2商品となりました。
それでは、早速その2商品についてご紹介させていただきますね!!
≪おすすめロールパンその1≫Pasco 超熟ロール
パンの一大ブランドである敷島製パンが「安心と安全」を目指して作り上げた「超熟」シリーズのラインナップ商品です。
食品添加物は使用されておらず、「余計なものは入れない」とはっきりと公式サイトでも公言されています。
小麦本来の自然な「味」や「香り」を楽しむことができるのも嬉しい点です。
形はコッペパンタイプですが、切ってそのまま食べるも良し、切込みを入れてサンドイッチにするのも良し、のおすすめなパンです。
もちろん、パンがゆなどに調理してお使いいただくこともできますよ。
こちらの商品の気になる原材料は、以下の通りです。
原材料 | 小麦粉(国内製造)、砂糖、乳等を主要原料とする食品、マーガリン、でんぷん、バター、パン酵母、加工油脂、食塩、小麦たんぱく、醸造酢、米粉、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む) |
≪おすすめロールパンその2≫Pasco 国産小麦と米粉のロール
同じくパスコの商品ですが、こちらは原材料に米粉が小麦粉よりも多く使われている商品です。
小麦粉アレルギーがはっきりしていないけれど、パンを試してみようかな…という方には、こちらのパンがおすすめです。
(小麦粉が全く含まれていないわけではないので、お召し上がりの際はご注意くださいね)
茶色の焼き目がないので、外の皮をはがしたりせずにそのまま食べることができますよ。
米粉が使われているので、小麦粉オンリーのパンに比べてもっちりとした食感と甘みがあります。
お口に入れた時に、お団子の様に固まりやすくなるので、カミカミがまだ少し不安なお子様にはなるべく小さくしてあげましょう。
こちらの原材料については、以下をご参照くださいね。
原材料 | 米粉(国内製造)、小麦粉、水あめ、小麦たんぱく、ショートニング、糖類、卵、パン酵母、食塩、醸造酢、乳等を主要原料とする食品、モルトエキス、(一部に卵・小麦・乳成分・大豆を含む) |
パスコの超熟ロールは、100%国産の小麦粉と国産バターを使って作られています。
安全な原材料と食の安心にこだわって製造されているパンなので、心置きなく赤ちゃんに食べさせてあげることができますよ。
もちろん離乳食の時期が終わったあとでも、野菜やフルーツ、お肉・たまご・チーズなどをのせたりサンドしてみたり…。朝食の幅が広がりますね♪
離乳食でロールパンを出すのはいつから?方法は?
いろいろな種類があるロールパンですが、気になるのは赤ちゃんの離乳食として「あげてもいい時期」と「あげる方法」ですよね。
いつから食べさせたらいいのか、どのように食べさせたらいいのか、何か気をつけなければいけないことはあるのか…離乳食だからこそのお悩みですよね。
そこで、この項では赤ちゃんに安全に、かつ安心してロールパンを食べさせてあげる方法についてご紹介させていただきますね。
安全にロールパンを食べられるのはいつから?
まず気になるのは、「いつからロールパンが食べられるのか?」という疑問。
この答えは、離乳食後期のカミカミ期(生後9ヶ月~11カ月ごろ)です。
一見柔らかくて食べやすそうに見えるロールパンですが、実は脂肪分が多く含まれているので、消化器官が未熟な赤ちゃんの胃腸には負担が大きいのです。
(比較的脂肪分や塩分が少ない食パンを使ったパン粥などは離乳食の初期からOKですよ)
また、ロールパンは食物アレルギーの原因となりうる「小麦」「卵」「乳(乳成分)」を原材料として使用していることが多いのです。
これらの理由などから、離乳食に慣れてきていて、上記の3品目に対してアレルギーがないことが確認できている離乳食後期ごろが安全に食べられる時期と言えるでしょう。
(アレルギーの不安がある場合は、専門のお医者様に相談の上でロールパンを赤ちゃんにあげてくださいね)
よろしかったらこちらの記事も読んでみてくださいね♪
ロールパンを安全に食べさせる方法とは?
ロールパンに脂肪分が多いのはわかったけれど、どんなふうにあげたらいいの?
ロールパンは食パンなどに比べて消化の負担が大きいので、メインのパンは食パンにしておき、様子を見ながらロールパンを少しずつ増やしていくことをおすすめします。
赤ちゃんに初めてロールパンをあげるときは、中の白い部分を少量からスタートしましょう。
表面の茶色い薄皮の部分は赤ちゃんの喉に張り付きやすく飲み込みにくいので、事故予防のためにもいきなりあげることは避けたほうが良いですね。
白い部分に慣れたら、薄皮も小さめにちぎってあげてみましょう。
上手に食べられるようであれば少し大きめにしたものを与えてみて、うまくカミカミができるかどうかを確認しましょう。
この段階もうまく食べられたならば、さらに大きくしたものを自分の前歯でかじり取って食べられるかどうかを試してみましょう。
(あまり嚙まずに飲み込んでしまわないように、お子様のそばで「カミカミしようね」と声掛けなどをしながら見守ってあげてくださいね)
脂肪分や糖分の過剰な接種を防ぐために、バターやジャムなどを塗るのも初めのうちは控えておく方が無難です。
また、小さいうちに濃い味付けの離乳食に慣れてしまわないように…という目的もありますよ。
味に敏感な赤ちゃんの時期に濃い味付けを食べ続けていると、大人になってからさらに濃い味付けを好む傾向になるそうです。
ロールパン本来の味だけではちょっと飽きてきたかな…と思う場合には、他の食材と合わせて使うことで、様々な味付けを楽しむこともできますよ。
(あとの項で、気になるそのレシピをご紹介していますので、ぜひぜひご参考にしてみてくださいね!)
ロールパンを1個そのまま「どうぞ♪」とお子様に渡すのは、幼児期ごろを目安に考えていただければいいかと思います。
赤ちゃん一人一人で発達も離乳食の進み方も違うので、あなたの赤ちゃんの様子に合わせて進めてあげてくださいね。
離乳食に使うロールパンの選び方のポイントとは?
いろんなロールパンがあるけれど、どれを選んだらいいのかしら?選び方ってあるの?
スーパーやネットショップなどでは、実に多くの種類のロールパンが販売されていますよね。
数あるロールパンから何を目安に選んだらいいのか、その選び方も気になるところです。
初めてロールパンにチャレンジするのであれば、まずは何も入っていないプレーンなロールパンからスタートしましょう。
先の項でもお伝えした通り、ロールパンは「食べやすさ」や「消化しやすさ」の点で赤ちゃんの体には少々負担が大きいのです。
初めのうちはプレーンタイプで様子を見つつ、食べられる量が増えてきたり上手にカミカミができるようになるまで待ちましょう。
レーズン入りのロールパンは、プレーンのパンに慣れてきた頃にあげると良いと思います。
レーズンには鉄分や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富なので、赤ちゃんの便秘の改善や免疫力の向上、虫歯予防の効果が期待できますよ。
(ただし、初めのうちは細かく刻んだものを食べる様子を確認しながらあげてくださいね。1食あたり10粒くらいまでに抑えておきましょう)
他にもマーガリン入り、その他具材が入っているものなどなど、ロールパンには様々な種類のものがありますが、こちらは慣れた頃のお楽しみに取っておきましょう♪
マーガリンは絶対にNG?何が何でも避けるべき?
いろんな情報で、「マーガリンを使っているロールパンは避けて」って書いてあるけれど、そんなに危険なの?
さて、選び方についてもう一つ気になるのが「マーガリンが入ったロールパンって離乳食に選んでも大丈夫?」という点ではないでしょうか。
マーガリンが原材料に使われていたり、ロールパンの中にマーガリンが入っている商品って、結構ありますよね。
様々なサイトでは、ロールパンに限らず「マーガリンを使用しているものは避けて」「バター使用のものを選んで」などのような意見が見受けられます。
ネット検索をしてみても、「マーガリンは危険」、「マーガリンはなぜ体に悪い?」、「マーガリンをやめてバターを」などといった不安を煽るような記事がたくさん見られます。
こんな記事を目にしてしまうと、ロールパンだけでなくマーガリンを使っている食品まで使うのが不安になってしまいますよね。
ですが、この疑問に対する答えは「No」です。最近の企業努力によって、マーガリンを過剰に危険視する必要はなくなってきています。
そもそも、「マーガリンは危険」という考え方は、『マーガリンに多量に含まれる”トランス脂肪酸”という成分が危険である』という研究結果に基づいています。
トランス脂肪酸を摂取することで、脳梗塞(のうこうそく)や狭心症(きょうしんしょう)・心筋梗塞(しんきんこうそく)のリスクが高まるといわれています。
そのため、マーガリンを材料に含むお菓子やパンなどを食べることに対して危険視するようになったという経緯があるのです。
ですが、最近では少々事情が変わってきております。
上記のような経緯からマーガリンを製造、使用している企業では、トランス脂肪酸を含む量が以前に比べてはるかに少ない商品を開発し、販売するようになりました。
例として、マーガリンとバターの一食当たり(約10g)に含まれるトランス脂肪酸の量を比較してみましょう。
マーガリン…約0.1g
バター…約0.2g
実はトランス脂肪酸の量だけを比較するならば、バターの方が多いということになります。(すべてのマーガリンにこの結果が当てはまるわけではありません)
これらの結果から、「トランス脂肪酸を根拠にマーガリンに神経質にならなくても大丈夫である」ということになるのです。
(実際に、先ほどおすすめした超熟ロールの原材料にもマーガリンが含まれています。お時間があったら今一度確認してみてくださいね)
ただし、体に適度な量の脂肪分を…と考えると、マーガリンなどをくるんだロールパンをお子様に出すのは多少の配慮が必要になるかな、とは思います。
前後のお食事で調整したり、一回当たりの量を決めたりするなどしていただけたらいいのではないでしょうか。
番外編!赤ちゃん用のやさいパンやミルクパンはOK?
赤ちゃん用の商品を取り扱うお店ではよく見かける「かぼちゃとにんじんのやさいパン」や「低脂肪乳ミルクパン」。
パンと言えば、こちらの商品も気になるところですよね。
それぞれのパンの主な材料は以下の通りです。
かぼちゃとにんじんのやさいパン | 小麦粉(アメリカ産など)、糖類(砂糖など)、植物油脂(ショートニングなど)、野菜粉末(国産かぼちゃ粉末、国産にんじん粉末)、パン酵母、でん粉(小麦を含む)、脱脂粉乳、食塩、小麦タンパク |
低脂肪乳ミルクパン | 小麦粉(アメリカ産など)、糖類(砂糖など)、植物油脂(ショートニングなど)、低脂肪乳、パン酵母、でん粉(小麦を含む)、脱脂粉乳、全粉乳、ドロマイト(カルシウムマグネシウム含有物)、食塩 |
実はこのパンも食品添加物を一切使用していない、赤ちゃんにとって安心安全なパンなのです。
こちらは離乳食というよりは、どちらかというとおやつの位置づけになるかと思われます。
ですが、「疲れているから今日だけは少し楽したい…」という時や「どうしても離乳食を食べてくれない!!」という時などに緊急避難的に使ってみるのはいかがでしょうか?
赤ちゃんもあなたも、毎日毎日ずっと頑張ってばかりでは、せっかくのお食事タイムが楽しくなくなってしまいますよね。
たまには肩の力を抜いて、手も程良く抜いて、楽しくお食事をとる時間を作ってみてもいいのではないでしょうか。
やさいパンの方にはカボチャやニンジンの粉末が練りこまれているので、鉄分やビタミンなどの栄養素も摂取できちゃいます♪
ただし、保存がきくように水分が少なめに作られているため、ぱさぱさして少し飲みこみにくさがあります。
食べる時にはのどに詰まらないよう水分と一緒に、隣で見守りながら食べさせてあげてくださいね。
離乳食のロールパンレシピをご紹介!材料は3つだけ!!
そのまま食べてもおいしいロールパンですが、ひと工夫加えて立派な離乳食メニューにすることもできちゃう万能食材でもあります。
ただし、ロールパンにはバターが多く含まれているのは先ほどご説明した通りなので、離乳食に使う時は油を控えめにする方が赤ちゃんの負担が少ないですよ。
こちらの項では、そんなロールパンのおすすめ離乳食レシピについてご紹介しますね。
レシピに必要な材料はとても少なく、どれも簡単で手軽に作れる離乳食ばかりなので、ぜひお試しくださいね。
ロールパンデビューの頃におすすめのレシピ
ロールパンがまだまだ飲み込みにくくて…というお子様にぴったりの、口当たりなめらかな離乳食です。
≪粒の調整が自由自在♪コーンのロールパンがゆ≫
材料(1人分)と作り方は以下の通りです。(目安なので量はお好みでOKです)
- ロールパン 1/3こ
- クリームコーン缶 30g
- 水 100ml
- ロールパンを小さくちぎっておく
- クリームコーンを裏ごしし、なめらかな状態にする
- 鍋に、1と2,水をいれて、パンとコーンがなじむまで加熱する
初めはパンの白い部分からチャレンジしてくださいね。
なめらかな口当たりがお好みのお子様には、パンを細かくきざんでより滑らかに。
あえてカミカミを促したいお子様には、パンの大きさを大きめにしてコーンの裏ごしをしない方法もアリですよ。
お子様の様子に合わせて自由にアレンジしてくださいね。
離乳食完了期におすすめのロールパンレシピ
ロールパンの茶色い皮にも慣れて、手づかみ食べが始まったころにおすすめのレシピです。
≪優しい甘さが嬉しい♪スイートポテトサンド≫
材料(1人分)と作り方は以下の通りです。(こちらの量もお好みでどうぞ)
- ロールパン 1/2~1個程度
- さつまいも 50g
- 牛乳 大さじ1
- ロールパンは手づかみしやすい大きさ(または食べやすい大きさ)にして切り込みを入れておく
- 茹でて柔らかくしたさつまいもを、皮をむいてつぶす
- 牛乳を温めて2を加えて滑らかになるまで混ぜる
- 1の切込みに3をはさんで完成
さつまいもはレンジでチンして柔らかくしてもOKですよ。
普段はバターや生クリームを使用して生地を作るスイートポテトですが、牛乳を使うことで油をカットできるので、安心安全なレシピになっています。
まとめ
- 離乳食におすすめなロールパンはPascoの「超熟ロール」と「小麦と米粉のロール」
- 離乳食でロールパンを安心して食べられるのは生後9ヶ月ごろから
- ロールパンは食パンなどに比べて脂肪分が多めなので、少しずつ慣らしていくのがベスト
- マーガリンやレーズン入りのロールパンや、バター・ジャムなどの使用は初めのうちは避けた方が良い
- トランス脂肪酸を根拠にマーガリンに対して神経質にならなくても大丈夫
離乳食におすすめなロールパンとそのあげ方、そしておすすめのレシピについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
大切な赤ちゃんが口に入れる食材ですから、安全への配慮がどのくらいなされているのかという点は非常に気になるところですよね。
この記事を通して、そんなあなたの疑問や不安を少しでも解消するお手伝いができていれば、そしてあなたの笑顔の時間を増やすことができたなら、こんな嬉しいことはありません。
どうかたくさんの笑顔とともに、赤ちゃんの離乳食ライフを楽しんでくださいね。
パスコの超熟ロールは、赤ちゃんの離乳食として安心安全にお使いいただけるだけではなく、大人が食べてもとてもおいしいパンです!!
小麦の甘みや香りを感じつつ、口に入れるともっちりとしたしっとり感を楽しむことができるますよ♪
「そのまま食べても良し」「焼いても良し」「野菜やハム・チーズなどを挟んで食べるも良し」な超熟ロールを、あなたもぜひ、赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね。
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