子宮筋腫とは

子宮筋腫とは、子宮の筋肉部分にできる良性の腫瘍のことを言います。腫瘍ができる場所は、外側から、しょう膜・筋層・内膜の3つの部分があり、この3つのいずれかの部分にできるコリコリした固いコブ、これが子宮筋腫です。

子宮筋腫は、35歳以上の女性のおよそ4分の1に見られ、子宮に発生する病気のうち、もっとも一般的なものです。妊娠中の診察で超音波検査を行いますが、この検査で子宮筋腫が発見されることも多いようです。

しかし、発見された子宮筋腫の大きさが、たいしたものではなく、まだ小さい段階のものならば、問題なく出産できます。妊娠中の子宮というのは、通常、とてもやわらかくなっていて、子宮筋腫も同じようにやわらかくなっていると考えられ、 赤ちゃんの発育に悪影響を与えることが少ないのです。過去の事例からいっても、かなり大きな子宮筋腫をかかえた妊婦さんでも、ほとんど無事に出産しています。

しかし、子宮筋腫が変性し、激痛が走るような場合は注意が必要です。また、子宮筋腫の場所が子宮の頸部だったりすると、胎児がそこにつかえてしまうことがあり、この場合の出産は、帝王切開に切り替える必要があります。

妊娠中に筋腫核出術(子宮ごとでなく、筋腫のみ摘出する手術)をしたりすると、早産や流産のリスクが高くなるので、 通常は、鎮痛剤とか子宮の収縮をおさえる薬などを使いながらだましだまし経過を見るようにし、 出産してから、本格的な子宮筋腫の治療に入ったりするのです。

にほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠・出産へ