不妊治療を始める前に、問診や不妊症の検査が行われ、どのような不妊治療・方法を行っていくか決めていきます。男性側の不妊検査の時の大まかな流れを知っておきましょう。

不妊症の検査方法(男性)

・初診時の検査
【一般精液検査】

男性側の基本検査で、4・5日の禁欲後、精液を採取し、精液量、精子数、運動率、奇形率、死滅率などを調べます。
精子の採取は、クリニックから容器をもらってきて自宅にて採取して持って行く場合とクリニックにて採取する場合があります。

・2次検査
【精管精嚢造影検査】

精液検査で無精子症と診断された場合に精巣から体外までの管が正常につながっているかを確認する検査です。
陰嚢上部を小切開して精管を外に出し造影剤を注入して
レントゲン撮影により、精路の通過性を調べます。
体外への管がつながっていない原因は、事故で負傷している事や手術によるパイプカット等が挙げられます。

【ハムスターテスト】

精子の受精能力を調べる検査ハムスターの卵子は外側の殻(透明帯)を取り除くと多種の精子が侵入します。
この特質を利用 して透明帯を除去したハムスターの卵にヒトの精子をつけて受精能力を調べます。

【イムノビーズテスト】

自分自身の精子に対し抗体(抗精子抗体)を作っている可能性を確かめるために、イムノビーズテストを行います。
抗精子抗体が陽性であると自然妊娠は難しく、さらに陽性率が非常に高い場合には顕微授精(ICSI)の適応となります。
イムノビーズテストは、運動精子の表面に結合した抗体にが
イムノビーズくっつくかをみる検査します。

【精巣生検】

睾丸の組織の一部を切除して、精子がいるか確認をする検査です。
生検結果が正常な場合は、精巣から前立腺までのどこかが閉塞あるいは欠如しているため、精液分析結果が乏精子症または
無精子症になったことを示しています。
生検で得られた組織の異常は、精子を成熟させるために必要な細胞の欠如、低精子形成症(異常に少ない数の精子の形成)、生殖細胞無形成症(精子を形成する生殖細胞の欠如)、以前の精巣における感染の痕跡、ライディヒ細胞の異常などが考えられます

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