最近、パキスタンでの名誉殺人が何かとニュースで取り上げられているが、名誉殺人とはいったいなんなのでしょうか。

名誉殺人とは?

名誉殺人(honor killing)とは、女性の婚前・婚外交渉(強姦の被害による処女の喪失も含む)を女性本人のみならず「家族全員の名誉を傷つける淫らな講師をした」ものと見なし、この行為を行った女性の父親や男兄弟が家族の名誉を守るために女性を殺害する風習のこと。イスラーム文化圏では同性愛者も対象となります。殺害によって「家族の名誉を回復できる」と考えられているのだ。

パキスタンでは、結婚相手を自らの選択を優先させた男女が家族らに殺害されることも【名誉殺人】といい、【名誉殺人】の多発が問題となっている。

名誉殺人の起因

  • 名誉殺人は部族の慣習に起因するともいわれ、家族や村落に不名誉をもたらした処罰ともされる。
  • 防止策の徹底で政府に一層の努力を促す声もあるが、パキスタンは中央政府の統制力が弱く、地方においてはその土地の部族の力が伝統的に強いため、部族の慣習法が国の法律に先立つ状態となっているので、名誉殺人が起こってしまう。
  • 実際にパキスタンの憲法では、連邦直轄部族地域について、パキスタン連邦議会および州議会の立法権限が及ばない地域であると明記しており、現地の部族勢力にかなりの裁量が許される状態なのも、名誉殺人が起こる原因となっている。

パキスタンでの名誉殺人の多さ

同国の独立機関「人権委員会」によると、パキスタン国内で

  • 【去年】親族らに殺害された女性は約1100人。
  • 【去年】女性に対する性的暴行事件は900件以上
  • 【去年】自殺や自殺未遂を図った女性は約800人
  • 今年の最初の5カ月間に発生した名誉殺人は計212件。被害者には男性50人と未成年者38人が含まれる。
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